自民党安倍派の裏金事件で、現職国会議員として初めて逮捕された池田佳隆氏。
2012年に初当選し、文部科学副大臣まで務めた保守派の文教族議員である池田佳隆氏は、萩生田光一政調会長の「舎弟」として派閥内で「パー券営業部長」の異名を持っていた。
2018年から2022年までの5年間で約4800万円のキックバックを受け取りながら、政治資金収支報告書に記載しなかった池田佳隆氏。
家宅捜索の直前にパソコンを破壊して証拠隠滅を図り、逮捕後も雲隠れを続け、保釈後も国会を欠席したまま税金から給与を受け取り続けている──
愛知県名古屋市で化学薬品メーカーの経営者から政治家へ転身した池田佳隆氏の経歴、安倍晋三元首相との出会い、そして裏金事件の全容を徹底解説する。
池田佳隆のプロフィール

https://twitter.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 池田佳隆(いけだよしたか) |
| 生年月日 | 1966年6月20日(59歳・2025年時点) |
| 出身地 | 東京都武蔵野市(幼少期に愛知県へ移住) |
| 学歴 | 東海中学校・高等学校卒業、成城大学法学部法律学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA取得) |
| 現職 | 無所属(自民党除名)、衆議院議員(比例東海ブロック、4期) |
| 前職 | 化学薬品メーカー「三興コロイド化学」社長、日本青年会議所会頭、文部科学副大臣兼内閣府副大臣(第1次・第2次岸田内閣) |
| 家族 | 妻と子供3人(息子1人、娘2人) |
| 派閥 | 清和政策研究会(安倍派) |
| 逮捕日 | 2024年1月7日 |
| 起訴日 | 2024年1月26日 |
| 保釈日 | 2024年2月5日(保釈保証金1500万円) |
池田佳隆氏は、早逝した父親が創業した化学薬品メーカーを20代半ばで継いだ経営者から、日本青年会議所会頭を経て政治家に転身した。
2012年の衆院選で初当選し、2021年には文部科学副大臣兼内閣府副大臣を務めた。
しかし2023年12月、自民党安倍派の裏金事件で約4800万円のキックバックを受けた疑惑が浮上し、2024年1月7日に現職国会議員として初めて逮捕された。
詳しい経歴──化学薬品メーカー経営者から政治家へ

東京生まれ、愛知育ち──家業を継いだ20代

池田佳隆氏は1966年6月20日、東京都武蔵野市で生まれた。 幼少期に愛知県名古屋市へ移住し、名古屋で育った。
池田佳隆氏は、愛知県屈指の進学校として知られる私立東海中学校・高等学校(中高一貫校、偏差値60〜72)を卒業後、成城大学法学部法律学科に進学。
成城大学卒業後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程に進み、経営学修士号(MBA)を取得した。
池田佳隆氏の父親は化学薬品メーカー「三興コロイド化学」を創業した経営者だったが、池田佳隆氏が20代半ばの時に早逝した。
池田佳隆氏は、大学院で経営学を学んだとはいえ、若くして父親の会社を引き継ぐことは並大抵の苦労ではなかった。
さらに、会社経営をしながら母親の介護を10年にわたって経験した。
母親は2007年(平成19年)に他界。
この時期の苦労が、池田佳隆氏の「がんばった人が報われる社会を作りたい」という政治信条の原点となった。
名古屋青年会議所から日本青年会議所会頭へ
1993年、27歳の池田佳隆氏は名古屋青年会議所に入会した。
青年会議所での経歴:
- 1993年:名古屋青年会議所入会
- 2000年:名古屋青年会議所理事
- 2003年:日本青年会議所東海地区協議会理事
- 2004年:名古屋青年会議所理事長
- 2005年:日本青年会議所副会頭
- 2006年:日本青年会議所会頭
日本青年会議所(JC)は、全国に約700の地域組織を持ち、約3万5000人の若手経営者が所属する団体である。
池田佳隆氏は2006年、40歳で日本青年会議所のトップである会頭に就任した。
日本青年会議所会頭として、文部科学省管轄の「新教育システム開発プログラムステアリング・コミッティー委員」にも就任。
青年会議所での人脈が、後の池田佳隆氏の政治活動における資金集めの基盤となった。
安倍晋三元首相との出会い──政治家を志した瞬間

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池田佳隆氏が政治家を志すきっかけとなったのは、2006年7月の安倍晋三氏(当時・官房長官)との面会だった。
池田佳隆氏は日本青年会議所会頭として、安倍晋三氏と面会する機会を得た。
面会のまさにその時、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。
池田佳隆氏が「日本は大丈夫ですよね?」と尋ねると、安倍晋三氏は「安心してください。日本は私たちが必ず守ります」と答えた。
池田佳隆氏は後に、「国民の生命を守ることは政治家の使命なんだと強く感じ、政治家を目指した」と述べている。
2006年9月、安倍晋三氏は第1次安倍内閣を発足させた。
安倍晋三氏のブレーンであった法学者の八木秀次氏を理事長として、一般財団法人「日本教育再生機構」が発足し、池田佳隆氏は理事の1人として加わる。
これが、池田佳隆氏が「保守派の文教族」として活動する基盤となった。
2012年衆院選初当選──愛知3区の戦い
2012年12月、池田佳隆氏は第46回衆議院議員総選挙に愛知3区(名古屋市昭和区・緑区・天白区)から自民党公認で出馬した。
選挙結果:
- 当選:近藤昭一(立憲民主党)
- 比例復活当選:池田佳隆(自民党)
池田佳隆氏は小選挙区では近藤昭一氏に敗れたが、比例東海ブロックで復活当選を果たした。
池田佳隆氏はその後も4回連続で当選したが、いずれも小選挙区では立憲民主党の近藤昭一氏に敗れ、比例復活での当選だった。
当選回数:
- 2012年:初当選(比例復活)
- 2014年:2期目(比例復活)
- 2017年:3期目(比例復活)
- 2021年:4期目(比例復活)
2021年10月、池田佳隆氏は第1次岸田内閣で文部科学副大臣兼内閣府副大臣に任命され、第2次岸田内閣の2022年8月まで務めた。
安倍派「パー券営業部長」──萩生田光一氏の舎弟として

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萩生田光一政調会長との関係
池田佳隆氏は、自民党安倍派(清和政策研究会)に所属していた。
派閥内で池田佳隆氏は、文部科学大臣経験者である萩生田光一政調会長の「舎弟のような存在」(自民党関係者)と評されていた。
池田佳隆氏と萩生田光一氏は、ともに保守派の文教族として活動し、教育政策で連携。
萩生田光一氏は東京24区選出、池田佳隆氏は愛知3区選出で、地域は異なるが、政治信条や活動スタイルが似ていた。
「異常なほどパー券を捌いている」──派閥内での評価

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池田佳隆氏は、安倍派内で「パー券営業部長」として知られていた。
安倍派関係者は、「池田氏は異常なほどパーティー券を捌いていると言っていい」と述べている。
池田佳隆氏は秘書に対し、「俺個人のパーティーより、派閥のパー券を売ることを優先して」と命じていたという。
日本青年会議所会頭を務めた経験から、池田佳隆氏は多くの若手経営者との人脈を持っていた。
この人脈が、派閥のパーティー券を大量に販売する原動力となった。
地元企業への営業活動
週刊文春の調査によると、安倍派の政治資金収支報告書には、毎年数十社のパーティー券購入企業が記載されている。
そのうち3割以上が、池田佳隆氏個人の政治団体にも献金やパーティー券を購入したことのある支援企業だった。
具体例:
- 2021年の安倍派パーティー大口購入者35社のうち、13社が池田佳隆氏の支援企業
- 2022年の大口購入者17社のうち、6社が池田佳隆氏の支援企業
2020年には、池田佳隆氏は地元企業に1000万円以上も派閥のパーティー券を販売していた。
池田佳隆氏は地元の支援企業に対し、シャカリキになってパーティー券を売りさばいていた。
東海地方の企業役員は取材に対し、「パーティー券は派閥のために使われると思っていた。池田さんにキックバックされると知っていたら買う意味はなかった。話が違う」と述べた。
販売ノルマと実際の販売額の差

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安倍派では、所属議員にパーティー券の販売ノルマが課されていた。
販売ノルマ(派閥内の基準):
- 最高幹部:約750万円
- 閣僚経験者:400万〜500万円
- 平議員:50万〜100万円
池田佳隆氏に課されたノルマは約60万円だった。
しかし、池田佳隆氏が実際に販売したパーティー券の額は、ノルマをはるかに超えていた。
週刊文春は、2020年だけで池田佳隆氏がノルマ超過分として約900万円超をキックバックされた可能性を指摘している。
安倍派では、販売ノルマを超えた分を議員側にキックバックする運用が組織的に続けられていた。
キックバック分は、派閥・議員側双方の政治資金収支報告書に記載されず、「裏金」となっていた。
裏金事件の発覚と証拠隠滅──逮捕への道

2023年12月、裏金疑惑の報道
2023年12月1日、朝日新聞が自民党安倍派の裏金疑惑をスクープ。
安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあると報じられた。
安倍派は2018年から2022年に毎年1回パーティーを開き、計約6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載していた。
しかし、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は、直近5年間で5億円を超えるとみられた。
2023年12月10日、池田佳隆氏が直近5年間で4000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いが報じられた。
家宅捜索直前のパソコン破壊──証拠隠滅の疑い

2023年12月27日、東京地検特捜部は池田佳隆氏の衆議院議員会館事務所、東京都港区の議員宿舎、名古屋市天白区の地元事務所を家宅捜索した。
しかし、家宅捜索の際、コンピューターなどの記録媒体は証拠隠滅を企図して破壊されていた。
特捜部の調べに対し、池田佳隆氏の一部の秘書が「議員の指示で事務所のパソコンをドライバーなどの工具で壊した」と話していることが明らかになった。
パーティー券の購入リストなどが記載された派閥の資料も廃棄された疑いがあった。
特捜部は、池田佳隆氏が証拠隠滅を指示したとみて、逮捕に踏み切る方針を固めた。
「雲隠れ」と説明責任の放棄
池田佳隆氏は、疑惑が報じられた2023年12月5日頃から体調不良を理由に国会を欠席し、説明責任を果たさなかった。
自民党愛知県連の丹羽秀樹会長によると、池田佳隆氏と最後に連絡を取ったのは2023年12月末だった。
池田佳隆氏は電話で「色々とご迷惑をおかけしておりまして申し訳ございません。時期が来たらお話をしたい」と述べたが、その後も姿を見せなかった。
関係者によると、逮捕前の特捜部の任意聴取に対して、池田佳隆氏は関与を強く否定していた。
しかし、証拠隠滅の事実が明らかになり、特捜部は「罪証隠滅の恐れがある」と判断した。
2024年1月7日逮捕──現職国会議員初

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2024年1月7日、東京地検特捜部は池田佳隆氏と政策秘書の柿沼和宏氏(45歳、会計責任者)を政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑で逮捕した。
逮捕容疑:
2018年から2022年の5年間、派閥からパーティー券販売ノルマ超過分として計約4800万円を受け取りながら、自らの政治団体「池田黎明会」の政治資金収支報告書に記載せず、収入を少なく記入した。
池田佳隆氏は、自民党安倍派の裏金事件で現職国会議員として初めて逮捕された。
自民党は逮捕当日の1月7日、池田佳隆氏の除名処分を決定。
茂木敏充幹事長は「大変遺憾に思っている。重く受け止め、今後の捜査の推移を見守りたい」とコメント。
衆議院は1月9日、池田佳隆氏が1月7日付で会派「自民党・無所属の会」を離脱したと発表した。
起訴と保釈──そして雲隠れの継続

2024年1月26日起訴
2024年1月26日、東京地検特捜部は池田佳隆氏と政策秘書の柿沼和宏氏を政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で起訴した。
起訴内容:
2018年から2022年、安倍派からの還流分計約4826万円を自身の資金管理団体「池田黎明会」の収支報告書に記載しなかった。
一連の捜査では、現職国会議員3人(池田佳隆氏、大野泰正参院議員、谷川弥一元衆院議員)を含む10人が起訴・略式起訴され終結した。
特捜部は同日、安倍派幹部7人(塩谷立元文科相、下村博文元文科相、松野博一前官房長官、西村康稔前経産相、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長、萩生田光一前政調会長)と森喜朗元首相を不起訴(嫌疑なし)とした。
池田佳隆氏と大野泰正氏は刑事裁判で争うとみられた。
2024年2月5日保釈──保釈保証金1500万円

2024年2月5日、東京地裁は池田佳隆氏の保釈を認める決定をした。
検察側は決定を不服として準抗告したが、地裁は棄却。
池田佳隆氏側は保釈保証金1500万円を納付し、東京拘置所から保釈された。
午後9時すぎ、黒色の上着にメガネとマスクを着用した池田佳隆氏が東京拘置所から出てきた。
池田佳隆氏は振り返って刑務官に一礼した後、報道陣にも一礼し、迎えの車に乗り込んだ。
しかし、池田佳隆氏は一言も発することなく、そのまま立ち去った。
保釈後も国会欠席──税金から給与を受け取り続ける

保釈後も、池田佳隆氏は国会を欠席し、雲隠れを続けた。
池田佳隆氏は議員を辞職していないため、毎月税金から給与を受け取り続けている。
池田佳隆氏が受け取っている税金:
- 給与:月額129万4000円
- 旧文通費(非課税):月額100万円
- 期末手当(2024年6月):300万円超
これら全てが国民の税金から支払われている。
池田佳隆氏は保釈後も説明責任を果たさず、地元有権者への挨拶も行っていない。
2024年10月の衆議院解散時点でも、池田佳隆氏は雲隠れを続けていた。
地元有権者からの怒りの声

池田佳隆氏の逮捕に、地元からは怒りの声が相次いだ。
地元有権者の声:
- 20代有権者:「恥ずかしいというか。全国からの愛知県の印象も悪く見えちゃいますし」
- 30代有権者:「市民としては信頼していた方なのに。悔しい思いと、裏切られたという気持ちがあります」
- 70代有権者:「せっかく応援していたのにね、すごく残念です。一番やってはいけないことを議員さんが先立ってやることは許されないですよね。刑事罰を受けてほしいと思います」
自民党愛知県連は2024年1月7日、緊急会見を開き、池田佳隆氏の対応を厳しく批判した。
丹羽秀樹会長は「池田議員につきましては、これまでも姿を見せずに説明されなかったということは、国会議員としてあるまじき行為である」と述べた。
須崎幹幹事長は、池田佳隆氏の人物像について「お金にも非常に厳しくて、いたって真面目で情熱のある男でありましたけれども、会長が言われるように、今となっては…ということになります」と述べた。
2024年衆院選──愛知3区の混乱と自民党の敗北

池田佳隆氏の不出馬──雲隠れの継続
2024年10月に行われた第50回衆議院議員総選挙で、池田佳隆氏は出馬しなかった。
池田佳隆氏は保釈後も雲隠れを続け、地元有権者に対する説明も行わないまま、選挙を迎えた。
池田佳隆氏は議員を辞職していないため、裁判が続く間も税金から給与を受け取り続けている。
愛知3区は、自民党安倍派の裏金事件の「震源地」として全国的に注目を集めた。
自民党新候補・水野良彦氏の苦闘

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自民党は愛知3区に、内閣府のキャリア官僚だった水野良彦氏(51歳)を擁立した。
水野良彦氏は東京大学卒業後、内閣府のキャリア官僚として勤務していたが、政治家を志し、家族で東京から名古屋に移住した。
2024年9月20日、水野良彦氏は立候補を表明したが、有権者への「お詫び」から始まる異例の会見となった。
水野良彦氏は「改めましてこの政治資金問題に関しまして私、3区の支部長になったということは、まずみなさまにお詫びを申し上げなければならない。大変申し訳ございませんでした」と述べた。
そして、「池田さんの後なので、あまりよろしくないんですけど頑張るということで、人となりだけでも知ってもらおうかな」と語り、有権者との意見交換会を重ねた。
しかし、地元有権者からは厳しい声が相次いだ。
「まずはお詫びですよ。信頼を失ったということに対して、政治を志す者が等しく信頼をどう回復するか、この区(愛知3区)は特にそういう経緯があったので、私が自ら謝らなければならないということです」(水野良彦氏)
立憲民主党・近藤昭一氏の5選

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2024年10月27日、第50回衆議院議員総選挙が投開票された。
愛知3区の結果:
- 当選:近藤昭一(立憲民主党)5選
- 落選:水野良彦(自民党)
近藤昭一氏は、池田佳隆氏との過去4回の対決でいずれも小選挙区で勝利しており、今回も圧勝した。
近藤昭一氏は「除名して終わり、きちっとした責任、そうしたことに応えずして選挙に入っていくっていうのは本当に問題だと思いますね。やっぱり政治というのは、有権者の皆さんが政治家に投票して、ある種、委託をするわけですから、信頼関係がないといけない。しかしその信頼関係が壊れている」と述べた。
裏金事件が招いた政治不信

愛知3区の選挙結果は、自民党の裏金事件が招いた政治不信を象徴するものとなった。
池田佳隆氏が雲隠れを続け、説明責任を果たさなかったことが、有権者の自民党への不信感をさらに深めた。
2024年衆院選全体でも、自民党は裏金事件の影響で大敗し、岸田文雄首相(当時)の退陣につながった。
裏金事件は、日本の政治構造における派閥と金の問題を浮き彫りにした。
自民党裏金問題等で話題、注目されている自民党政治家については、以下の記事で詳しく解説している。
池田佳隆の家族とプライベート

妻と子供3人──家族構成
池田佳隆氏は妻と子供3人の5人家族である。
家族構成:
- 妻:名前非公開(ハーフ顔の美人と評される)
- 子供:息子1人、娘2人
池田佳隆氏の妻は、目鼻立ちがハッキリしたハーフ顔の美人として、界隈では有名だった。

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2022年、細田博之衆議院議長(当時)が出席した「池田佳隆君を激励する会」で、妻も一緒に参加している姿が確認されている。
子供たちの詳しい情報は公表されていないが、長女については後述する。
長女・池田有里紗さんは元ミス青学

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池田佳隆氏の長女は、池田有里紗さんという名前で、インフルエンサーとして活動していた。
池田有里紗さんは青山学院大学に在学中、「ミス青学」に選ばれた。
その後、インフルエンサーとして活動し、「鎖骨見せインフルエンサー」として知られていた。
しかし、2024年1月10日、父親である池田佳隆氏が逮捕されたことを受け、池田有里紗さんはSNSアカウントを非公開にした。
『NEWSポストセブン』は「《鎖骨見せインフルエンサー》池田佳隆容疑者の長女は元ミス青学、父逮捕でアカウント非公開の覚悟と『親からの教え』」という記事を配信。
池田有里紗さんは、父親の逮捕後、メディアの取材を避け、表立った活動を控えているとみられる。
名古屋市内のタワーマンション所有
池田佳隆氏は、愛知県名古屋市内の高級タワーマンションを所有していた。
「週刊FLASH」(2024年1月2日・9日・16日合併号)によると、タワーマンションの住所は愛知県名古屋市北区で、現在の評価額は約3600万円だという。
公表している自宅は賃貸マンションの一室だが、ほかにも「芸能人も住んでいる」(地元住民)という名古屋で有名なタワーマンションも所有していたようだ。
池田佳隆氏の自宅タワーマンションは、愛知県名古屋市成願寺1丁目の「ザ・シーン城北 アストロタワー」ではないかと言われている。

https://alphahomenagoya.jp/
このタワーマンションが竣工した当時、最上階を歌手の五木ひろしさんが購入したという噂が実しやかに囁かれる、地元名古屋では有名な物件である。
企業経営者から政治家へ

池田佳隆氏は、化学薬品メーカー「三興コロイド化学」の社長として、会社経営の経験を持っていた。
父親が早逝したため、20代半ばで家業を継ぎ、会社経営をしながら母親の介護を10年にわたって経験した。
池田佳隆氏の公式ウェブサイトには、「がんばった人が報われ、夢と将来に希望が持て、子どもたちが輝ける」社会の実現を目指すと書かれていた。
しかし、裏金事件での逮捕により、池田佳隆氏の政治理念は崩れ去った。
現在話題、注目されている政治家については、以下の記事で詳しく解説している。
まとめ──池田佳隆と安倍派裏金事件の教訓

https://bunshun.jp/
「パー券営業部長」から逮捕議員へ
池田佳隆氏は、安倍派内で「パー券営業部長」として派閥に貢献し、文部科学副大臣まで務めた政治家だった。
日本青年会議所会頭として培った人脈を活かし、地元企業に1000万円以上のパーティー券を販売する手腕は、派閥内で高く評価されていた。
しかし、販売ノルマ約60万円に対し、実際には約4800万円のキックバックを受け取りながら、政治資金収支報告書に記載しなかった。
池田佳隆氏の行動は、単なる記載漏れではなく、組織的な裏金づくりへの加担だった。
証拠隠滅と説明責任の放棄

池田佳隆氏の最も悪質な点は、家宅捜索の直前にパソコンを破壊して証拠隠滅を図ったことである。
秘書に対し「パソコンをドライバーで壊せ」と指示し、パーティー券の購入リストなどの証拠を廃棄した。
さらに、疑惑が報じられた後も「雲隠れ」を続け、国会を欠席し、地元有権者への説明も行わなかった。
保釈後も説明責任を果たさず、税金から給与を受け取り続けている。
池田佳隆氏の行動は、国会議員としての責任を完全に放棄したものである。
派閥政治と裏金の構造

池田佳隆氏の裏金事件は、自民党の派閥政治と金の問題を浮き彫りにした。
安倍派の裏金システム:
地元企業
↓
パーティー券購入
↓
安倍派(派閥)
↓
販売ノルマ超過分をキックバック
↓
池田佳隆氏など所属議員
↓
政治資金収支報告書に記載せず(裏金化)
このシステムは、安倍派内で組織的に行われていた。
しかし、池田佳隆氏は現職国会議員として唯一逮捕され、安倍派幹部(塩谷立、下村博文、松野博一、西村康稔、高木毅、世耕弘成、萩生田光一)は不起訴となった。
「なぜ池田佳隆氏だけが逮捕されたのか」という疑問は、裁判を通じて明らかにされるべきである。
権力ウォッチの視点

『権力ウォッチ』は、池田佳隆氏の裁判と今後の動向を追い続ける。
注目ポイント:
- 裁判での池田佳隆氏の主張
- 安倍派幹部の責任はどこまで明らかになるのか
- 派閥政治の構造改革は進むのか
- 政治資金規正法の改正は実効性があるのか
池田佳隆氏の裏金事件は、単なる個人的な不祥事ではない。
自民党の派閥政治における金の流れ、政治資金規正法の形骸化、そして政治家の説明責任の欠如を示している。
「クリーンな政治」を求める有権者の声に応えるためには、派閥政治の構造を根本から見直す必要がある。
権力者の行動を監視し続けることが、民主主義を守るために不可欠である。










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