国民民主党代表の玉木雄一郎氏は、「手取りを増やす政治」を掲げて2024年衆院選で議席を4倍に増やし、キャスティングボートを握る野党のキーマンとなった。
東京大学法学部から大蔵省(現・財務省)のエリート官僚を経て、2009年に民主党から初当選。民主党、民進党、希望の党、国民民主党と、野党再編の中心に立ち続けてきた玉木雄一郎氏。
「103万円の壁」引き上げ、ガソリン暫定税率廃止を実現させ、政府の政策決定に直接影響を与える権力者となった。
しかし、2024年11月の高松観光大使との不倫スキャンダル、2024年9月の高橋茉莉氏の自死、2025年6月の山尾志桜里氏公認取り消し──
華々しい政策実現の裏で、党運営と倫理観の欠如が問題視されている。
玉木雄一郎氏を通じて見える、野党政治家と権力の実態を徹底解説する。
玉木雄一郎のプロフィール

https://www.jiji.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 玉木雄一郎(たまきゆういちろう) |
| 生年月日 | 1969年5月1日(56歳・2025年時点) |
| 出身地 | 香川県大川郡寒川町(現・さぬき市) |
| 学歴 | 香川県立高松高等学校卒業、東京大学法学部卒業、ハーバード大学大学院MBA |
| 現職 | 国民民主党代表、衆議院議員(香川2区・6期) |
| 前職 | 大蔵省(現・財務省)主計局主査、大阪国税局総務課長 |
| 主な役職歴 | 希望の党代表、旧国民民主党代表、民進党幹事長代理 |
| 家族 | 既婚、妻と子供 |
| 特徴 | 自称「永田町のYouTuber」「土の匂いのする政治家」 |
玉木雄一郎氏は、香川県の兼業農家に生まれ、東京大学法学部を卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省したエリート官僚である。
2009年に民主党から初当選し、民主党、民進党、希望の党、国民民主党と、野党再編の渦中で常に中心的役割を果たしてきた。
2024年衆院選では「手取りを増やす政治」を掲げ、国民民主党の議席を7議席から28議席へと4倍に増やし、少数与党となった自民・公明と政策協議を行うキャスティングボートを握る存在となった。
詳しい経歴──大蔵官僚から野党の中心へ

香川県の兼業農家での生い立ち
玉木雄一郎氏は1969年5月1日、香川県大川郡寒川町(現・さぬき市)の兼業農家に、3兄弟の長男として生まれた。
家族背景:
- 祖父・鹿太郎:大川農協組合長
- 父・一将:獣医師で香川県獣医師会副会長、香川県農協畜産部長
- 農作業を手伝いながら育つ
玉木雄一郎氏は田植えや麦蒔き、肥料散布などの農作業を手伝い、「協力や共生の重要性」を学んだと語っている。
ただし、本人は後に「家業の手伝いを嫌がって勉強に逃げた」とも語り、農作業よりも学業に集中する少年時代を送った。
小学校の卒業文集には「国連事務総長になる」と書くなど、幼い頃から野心的な一面を見せていた。
東京大学法学部と大蔵省入省

玉木雄一郎氏は香川県立高松高等学校を卒業後、東京大学法学部に進学。
大学では陸上部に所属し、十種競技で全国100傑に入る記録を残した。
また、カラオケやバンド活動にも熱中し、筋トレにも打ち込むなど、多才な大学生活を送った。
1993年、東京大学法学部を卒業し、同年、大蔵省(現・財務省)に入省した。
ハーバード大学MBA取得と財務省での実績

大蔵省では主計局で予算編成を担当し、大阪国税局総務課長なども歴任した。
1997年、米国ハーバード大学大学院(ケネディスクール・行政大学院)でMBAを取得。
財務省では外務省中近東アフリカ局にも出向し、リビアのカダフィ大佐との面会経験も持つ。
内閣府特命担当大臣秘書専門官も務めるなど、エリート官僚としてのキャリアを築いた。
2009年民主党から初当選──政界へ

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2005年、玉木雄一郎氏は財務省を退職し、第44回衆院選に民主党公認で立候補したが、70,177票を獲得するも惜敗。
4年間の浪人生活を経て、2009年、第45回衆院選で109,863票を得て初当選を果たした。
当選後の主な役職:
- 民主党副幹事長
- 民主党政調副会長
- 民進党幹事長代理(2016年)
2016年には民進党代表選に出馬したが、蓮舫氏に敗れた。
しかし、党幹事長代理に就任し、野党の中心的存在として頭角を現していった。
希望の党から国民民主党へ──野党再編の中心人物

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希望の党代表就任(2017年)
2017年、民進党は小池百合子東京都知事が結成した希望の党への合流を決定。
玉木雄一郎氏は希望の党公認で第48回衆院選に立候補し、82,345票を得て4期目当選を果たした。
小池百合子氏が「排除の論理」発言で希望の党代表を辞任すると、玉木雄一郎氏は希望の党共同代表に選出され、その後、代表に就任。
国民民主党結党と代表就任(2018年)
2018年5月、希望の党と民進党の一部が合流し、「国民民主党」を結成。
玉木雄一郎氏は共同代表に就任し、同年9月に代表に就任した。
国民民主党の基本方針:
- 「改革中道」路線
- 共産党との連携拒否
- 現実的な政策提案
玉木雄一郎氏は「日米同盟を基軸とせずに日本の安全・安心を保つすべが見当たらない」と述べ、共産党が入る政権には参加しない姿勢を明確にした。
立憲民主党との分党(2020年)

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2019年末から2020年にかけて、立憲民主党との合流協議が行われた。
しかし党内の意見がまとまらず、2020年8月11日、玉木雄一郎氏は分党を表明。
分党の構図:
- 合流組:立憲民主党へ合流
- 残留組:玉木雄一郎氏を中心に新・国民民主党を結成
玉木雄一郎氏は「立憲民主党は共産党との連携を優先している」と批判し、独自路線を歩むことを選んだ。
新・国民民主党設立と現在
2020年9月11日、残留組による新「国民民主党」が発足し、玉木雄一郎氏は代表に就任した。
新・国民民主党の特徴:
- 「是々非々」の姿勢
- 政府の政策に協力的
- 現実的な経済政策
2024年衆院選では「手取りを増やす政治」を掲げ、議席を7議席から28議席へと4倍に増やす大躍進を果たした。
少数与党となった自民・公明と政策協議を行うキャスティングボートを握る存在となり、玉木雄一郎氏は野党の中心人物としての地位を確立した。
「手取りを増やす政治」の実現──政府への影響力

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「103万円の壁」引き上げ実現
玉木雄一郎氏が最も力を入れたのが、「103万円の壁」の引き上げである。
「103万円の壁」とは:
- 年収103万円を超えると所得税が発生
- パート労働者が働き控えを行う原因
- 労働力不足の一因
玉木雄一郎氏は基礎控除を48万円から123万円に引き上げ、「103万円の壁」を178万円まで引き上げることを主張した。
財源論ではなく生存権の問題:
玉木雄一郎氏は「憲法25条の生存権を保障するため、生きるために最低限必要なコストからは税金を取らない」と主張。
インフレで生活コストが上がっている以上、基礎控除の引き上げは不可欠だと訴えた。
2024年12月、自民・公明・国民民主の3党協議の結果、年収200万円以下の約300万人を対象に、基礎控除を95万円に引き上げ、「160万円の壁」まで対応することが決定した。
玉木雄一郎氏は「対象が約5%しかおらず不十分」と批判したが、30年間動かなかった「103万円の壁」を動かした実績は大きい。
ガソリン暫定税率廃止の決定

玉木雄一郎氏は、ガソリン税の暫定税率(1リットルあたり25.1円)の廃止を強く主張した。
暫定税率とは:
- 1974年から50年以上続く税制
- 本来は道路整備のための「暫定」措置
- 実質的に恒久化
2024年11月、与野党6党が2025年12月31日にガソリン暫定税率を廃止することで正式合意した。
玉木雄一郎氏はXで「ガソリンが下がり始めました。国民の皆さんに政策実現を実感いただけることが本当に嬉しい」と述べた。
自民・公明との政策協議

2024年衆院選後、少数与党となった自民・公明は、予算案成立のために野党の協力が不可欠となった。
玉木雄一郎氏は「私たちがほしいのはポストではなく、選挙で約束した『手取りを増やす』政策の実現だ」と述べ、政策実現を最優先にする姿勢を示した。
政策協議の構図:
国民民主党(28議席)
↓
自民・公明に協力の条件として政策実現を要求
↓
「103万円の壁」引き上げ、ガソリン税廃止
↓
政府の政策に直接影響
玉木雄一郎氏は、野党でありながら政府の政策決定に直接影響を与える権力者となった。
若年層からの支持獲得

「手取りを増やす政治」は、特に若年層から強い支持を獲得した。
玉木雄一郎氏は「永田町のYouTuber」を自称し、YouTubeチャンネル「たまきチャンネル」を運営。
SNSを駆使した情報発信で、従来の政治に関心が薄かった若い世代にもメッセージを届けた。
国民民主党の躍進は、玉木雄一郎氏の発信力と政策実現能力が若年層に評価された結果である。
2025年の参院選に国民民主党から出馬、当選した元NHKアナウンサー・牛田茉友氏については、以下の記事で詳しく解説している。
不倫スキャンダル──高松観光大使との密会

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週刊誌報道と緊急会見(2024年11月)
2024年11月11日、写真週刊誌「SmartFLASH」が、玉木雄一郎氏と高松市観光大使を務める元グラビアアイドル・小泉みゆきとの不倫疑惑を報じた。
報道内容:
- 高松市内のバーでの密会
- 2024年7月26日、高松市内のホテルで逢瀬
- 政治活動目的での宿泊に「タダ乗り」疑惑
報道当日の11月11日午前、玉木雄一郎氏は緊急記者会見を開いた。

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会見での発言:
- 「おおむね事実」と不倫を認める
- 「妻子のある身で他の女性にひかれたのは、ひとえに私の心の弱さ」
- 「家族との話し合いが終わっていない」
玉木雄一郎氏は不倫を認めたが、進退については明言を避けた。
高松市観光大使・小泉みゆきとの関係

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小泉みゆき氏は、元グラビアアイドルで、2019年12月から高松市観光大使を務めていた。
小泉みゆきのプロフィール:
- 生年月日:不明(報道時39歳)
- 出身:香川県
- 職業:タレント、元グラビアアイドル
- 役職:高松市観光大使(無報酬)
玉木雄一郎氏は会見で「元々、地元で観光大使をされていましたので、様々なイベントでご一緒することもありました」と説明。
地元の観光イベントで知り合い、関係が深まったと見られる。
役職停止3カ月の処分

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2024年12月4日、国民民主党は玉木雄一郎氏に対し、役職停止3カ月の処分を決定した。
処分内容:
- 役職停止:2024年12月4日〜2025年3月4日
- 代表職は継続
- 党務の遂行は可能
玉木雄一郎氏は処分を受け入れ、「深く反省している」とコメント。
一方、不倫相手の小泉みゆき氏については、高松市が観光大使の活動自粛を要請した。
高松市には約250件の意見が寄せられ、「市のイメージダウンになる」「女性だけ解嘱するのはおかしい」などの声が上がった。
不倫発覚後の政治的影響
不倫スキャンダルは、玉木雄一郎氏の政治的影響力を一時的に低下させた。
政治的影響:
- 国民民主党の支持率一時低下
- 自民・公明との政策協議が日本維新の会にシフト
- 女性票の減少懸念
SNS上では「もったいない」「期待していたのに」という失望の声が相次いだ。
しかし、2025年3月4日に役職停止期間が終了し、玉木雄一郎氏は記者会見で「力不足だ。忸怩たる思いもある」と語りつつ、政策実現への意欲を改めて示した。
不倫スキャンダルは、玉木雄一郎氏の倫理観と政治家としての資質を問う出来事となった。
高松市観光大使・小泉みゆき氏については、以下の記事で詳しく解説している。

https://news.yahoo.co.jp/
高橋茉莉氏の自死と山尾志桜里氏公認取り消し──党運営の問題

https://www.dpfp.or.jp/
高橋茉莉氏の公認内定取り消しと自死(2024年)

2024年2月、国民民主党は衆院東京15区補欠選挙の公認候補に元フリーアナウンサーの高橋茉莉氏(当時27歳)を内定した。

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高橋茉莉氏のプロフィール:
- 慶應義塾大学卒業
- ミス慶應、ミス日本ファイナリスト
- 外資系ITコンサルティング会社勤務
高橋茉莉氏は党大会に登壇するなど、国民民主党の「若い顔」として期待されていた。
しかし2024年2月25日、国民民主党は公示直前に高橋茉莉氏の公認内定を取り消した。
公認取り消しの理由:
- 党:「法令違反の可能性がある行為があった」
- 高橋茉莉氏:「ラウンジで働いていた過去が理由」と主張
高橋茉莉氏はSNSで「本当に一時期生活保護を受けお金に困ってた時期があります。ラウンジという夜のお店で一生懸命働きました」と告白。
党の説明とは異なり、ラウンジ勤務の過去が公認取り消しの理由だと主張した。
2024年9月4日、高橋茉莉氏は東京都千代田区の自宅マンション敷地内で倒れているのが発見され、搬送先で死亡が確認された。
現場の状況から自ら命を絶ったと見られる。
玉木雄一郎氏は9月9日、Xで「高橋茉莉さんとは東京15区補選でご縁を得て、公認取り消しにはなりましたが、その後も心配しており、ときどきSNSなどで元気な様子を拝見して安心もしていました。それだけに、今回の突然の訃報に非常に驚くとともに、深い悲しみを禁じ得ません」とコメントした。
高橋茉莉氏については、以下の記事で詳しく解説している。

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山尾志桜里氏の公認取り消し(2025年6月)

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2025年5月14日、国民民主党は参院選比例代表の公認候補に山尾志桜里元衆院議員(当時50歳)を内定した。
山尾志桜里氏の経歴:
- 元検察官、弁護士
- 民進党で「保育園落ちた日本死ね」問題を追及
- 過去に不倫疑惑、ガソリン代不正計上問題、議員パス不正利用疑惑
玉木雄一郎氏は山尾志桜里氏に直接出馬を要請したが、SNS上で批判が殺到し、党支持率が低下。
2025年6月10日、山尾志桜里氏は記者会見を開いたが、過去の不倫疑惑への質問が集中し、「今、新しくその件についてお話をさせていただくことは勘弁いただきたい」と繰り返し、詳細な説明を避けた。
会見翌日の6月11日、国民民主党は両院議員総会で山尾志桜里氏の公認を取り消した。
玉木雄一郎氏は「公認に至らずお詫び申し上げたい。会見で納得される形で説明ができれば世論も変わるという希望もあったが、理解と信頼を回復するには至らなかった」と語った。
山尾志桜里氏は6月12日、国民民主党に離党届を提出し、「統治能力に深刻な疑問を抱いている」とコメントした。
玉木雄一郎氏の党運営への批判

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高橋茉莉氏の自死と山尾志桜里氏の公認取り消しは、玉木雄一郎氏の党運営能力に対する批判を招いた。
批判の論点:
- 公認内定を出した後に取り消す無責任さ
- 候補者の過去を事前に精査していない
- 党内での合意形成の欠如
- 世論の反応を見てから判断する「風見鶏」体質
特に山尾志桜里氏の件では、玉木雄一郎氏と榛葉賀津也幹事長が直接要請したにもかかわらず、会見の失敗を理由に公認を取り消したことが批判された。
山尾志桜里氏は「代表・幹事長の同席を希望しましたが、辞退会見であれば同席するとのお答えは大変残念でした」と述べ、玉木雄一郎氏の対応を批判した。
山尾志桜里氏については、以下の記事で詳しく解説している。
女性候補者への対応問題

2025年7月、参院選東京選挙区から無所属で立候補した山尾志桜里氏は落選した。
落選後、山尾志桜里氏はABEMAの番組で「今回の国民民主党の公認取り消しって、特に女性候補者に対する政党の扱い問題っていうのをすごく浮き彫りにしたんじゃないかな」と語った。
この発言は批判を招き、SNS上では「性別を理由にすり替えるのはズルい」「原因はあなた自身にある」との声が相次いだ。
しかし、玉木雄一郎氏の党運営において、女性候補者への対応が不適切だったことは事実である。
高橋茉莉氏の自死と山尾志桜里氏の公認取り消しは、玉木雄一郎氏の政治家としての資質と党運営能力を問う重大な問題である。
玉木雄一郎の家族とプライベート

妻と子供
玉木雄一郎氏は既婚者であり、妻と子供がいる。
しかし、家族に関する詳細な情報は公開されておらず、プライバシーを重視している。

2024年11月の不倫スキャンダルでは、「妻子のある身で他の女性にひかれた」と謝罪し、家族への配慮を示した。
「永田町のYouTuber」としての活動

玉木雄一郎氏は自ら「永田町のYouTuber」を名乗り、YouTubeチャンネル「たまきチャンネル」を運営している。
活動内容:
- 政策解説動画
- 国会質疑のダイジェスト
- 視聴者からの質問に答える企画
玉木雄一郎氏は2019年の党首討論で、YouTubeとTwitter(現X)で視聴者から質問を受け付ける企画を行うなど、SNSを積極的に活用している。
趣味と交友関係

玉木雄一郎氏の趣味は筋トレ、カラオケ、十種競技である。
東京大学時代には陸上部に所属し、十種競技で全国100傑に入る記録を残した。
現在も筋トレを続けており、「筋トレ系政治家」としても知られている。
また、カラオケが好きで、大学時代にはバンド活動も行っていた。
農業への思い

玉木雄一郎氏は兼業農家の長男として育ち、農業への思い入れが強い。
父親は獣医師で香川県農協の畜産部長を務め、玉木雄一郎氏も田植えや麦蒔きを手伝った経験がある。
「協力や共生の重要性」を農作業から学んだと語り、農政にも積極的に取り組んでいる。
玉木雄一郎氏は「土の匂いのする政治家」を自称し、地方と農業を重視する姿勢を示している。
現在話題、注目されている政治家については、以下の記事で詳しく解説している。
まとめ──玉木雄一郎と野党政治の課題

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「手取りを増やす政治」の実績
玉木雄一郎氏は、「手取りを増やす政治」を掲げ、2024年衆院選で国民民主党の議席を7議席から28議席へと4倍に増やした。
主な政策実現:
- 「103万円の壁」の引き上げ(160万円まで対応)
- ガソリン暫定税率廃止の合意
野党でありながら、政府の政策決定に直接影響を与える権力者となった玉木雄一郎氏の実績は、若年層を中心に高く評価されている。
不倫スキャンダルと党運営の問題

しかし、2024年11月の不倫スキャンダルは、玉木雄一郎氏の倫理観を問う出来事となった。
主な問題:
- 高松市観光大使との不倫
- 役職停止3カ月の処分
- 女性票の減少懸念
さらに、高橋茉莉氏の自死と山尾志桜里氏の公認取り消しは、玉木雄一郎氏の党運営能力に対する批判を招いた。
公認内定を出した後に取り消す無責任さ、候補者の過去を事前に精査していないずさんさ、世論の反応を見てから判断する「風見鶏」体質──
玉木雄一郎氏の党運営には、深刻な問題があることが明らかになった。
キャスティングボートの行方

2025年、玉木雄一郎氏は役職停止期間を終え、政策実現への意欲を改めて示した。
しかし、不倫スキャンダルと党運営の問題により、キャスティングボートは日本維新の会にシフトしつつある。
玉木雄一郎氏は「われわれの力だけでは、まだまだ自民党、公明党を動かす力はない。より大きな議席を持っている維新に、国民生活を救うための力を貸していただきたい」と述べ、維新との連携が必要だとの認識を示した。
今後の注目点:
- 「103万円の壁」のさらなる引き上げ
- ガソリン暫定税率廃止の実現時期
- 参院選での国民民主党の議席獲得
- 日本維新の会との連携の行方
権力ウォッチの視点

『権力ウォッチ』は、玉木雄一郎氏と国民民主党の動向を今後も追い続ける。
注目ポイント:
- 政策実現能力と倫理観のバランス
- 女性候補者への対応問題
- キャスティングボートの行使
- 野党再編の可能性
玉木雄一郎氏は、「手取りを増やす政治」という明確な政策を掲げ、政府の政策に直接影響を与える権力者となった。
しかし、不倫スキャンダルと党運営の問題は、政治家としての資質を問うものである。
政策実現能力と倫理観、党運営能力と権力の行使──
玉木雄一郎氏の今後の動向は、野党政治の行方を占う重要な鍵となる。
野党政治家が権力を握ったとき、どのように振る舞うのか。
玉木雄一郎氏を通じて見える野党政治の課題を、『権力ウォッチ』は今後も監視し続ける。

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