2024年1月、ダウンタウン松本人志氏の代理人として提訴会見に臨んだ弁護士がいる。
田代政弘氏──八重洲総合法律事務所の代表弁護士であり、元東京地検特捜部検事である。
しかし、田代政弘氏の経歴には、重大な汚点がある。
2012年、小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる捜査において、容疑者である石川知裕氏の捜査報告書に虚偽の記載をしたとして刑事告発され、不起訴となったものの、法務大臣から減給6ヶ月、100分の20の懲戒処分を受け、検察官を辞職した。
検察官としての信用を失った田代政弘氏は、なぜ「ヤメ検」弁護士として芸能界の大物の代理人を務めるまでになったのか。
陸山会事件の真相、虚偽捜査報告書問題、懲戒処分、そして松本人志裁判の結末まで、田代政弘氏の経歴と権力との関係を徹底解説する。
田代政弘のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 田代政弘(たしろまさひろ) |
| 生年月日 | 1967年1月(59歳・2026年時点) |
| 出身地 | 非公開 |
| 学歴 | 國學院大學久我山高等学校卒業、早稲田大学社会科学部卒業(1990年) |
| 現職 | 八重洲総合法律事務所代表弁護士・税理士 |
| 前職 | 検察官(東京地方検察庁検事、東京地検特捜部検事) |
| 司法試験 | 1995年合格 |
| 弁護士登録 | 2013年 |
| 経歴 | 1998年東京地検検事、横浜地検検事、甲府地検、証券取引等監視委員会出向、2009年4月東京地検特捜部(2度目) |
| 懲戒処分 | 2012年6月27日、減給100分の20(6ヶ月)、同日付で辞職 |
| 専門分野 | 独占禁止法、金融商品取引法、コンプライアンス、民事介入暴力、スポーツ関連業務 |
| その他 | 早稲田大学野球部出身、同期は小宮山悟(現監督)、日本プロ野球選手会公認代理人 |
田代政弘氏は、元東京地検特捜部検事であり、現在は八重洲総合法律事務所の代表弁護士・税理士である。
1998年に検察官として任官し、2009年4月から東京地検特捜部に2度目の勤務となったが、2012年6月27日、陸山会事件の捜査において虚偽の捜査報告書を作成したとして懲戒処分を受け、検察官を辞職した。
2013年に弁護士登録し、2014年から八重洲総合法律事務所に入所、現在は代表弁護士として活動している。
田代政弘氏のような検察官から弁護士への転身、そして「ヤメ検」弁護士の実態を理解するために、以下の書籍が参考になる。
田代政弘氏が検察官としてどのような権力を持ち、なぜ虚偽の捜査報告書を作成したのかを理解する上で、検察制度の基礎知識は重要である。
詳しい経歴──早稲田大学から検察官へ

國學院大學久我山高校と早稲田大学野球部
田代政弘氏は、1967年1月に生まれた。
田代政弘氏は、國學院大學久我山高等学校を卒業後、1990年に早稲田大学社会科学部を卒業。

早稲田大学では野球部に所属し、同期の主将は小宮山悟氏(現早稲田大学野球部監督)だった。
田代政弘氏は野球部で外野手としてプレーしていた。
1995年司法試験合格、1998年検察官任官
田代政弘氏は、1995年に司法試験に合格。
最高裁判所司法研修所を経て、1998年に検察官検事に任官し、東京地方検察庁検事となった。
同年、横浜地方検察庁検事にも任官している。
東京地検、横浜地検、甲府地検
田代政弘氏は、検察官として東京地検、横浜地検、甲府地検で勤務した。
検察官としてのキャリアを積み、刑事事件の捜査と公判を担当。
証券取引等監視委員会への出向
田代政弘氏は、金融庁証券取引等監視委員会に出向した経験がある。
証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反の調査・検査を行う機関であり、田代政弘氏は金融犯罪の捜査に関する専門知識を習得した。
この経験が、後の弁護士としての専門分野(独占禁止法、金融商品取引法)につながっている。
2009年4月、2度目の東京地検特捜部勤務
田代政弘氏は、2009年4月から2度目の東京地検特捜部勤務となった。
東京地検特捜部は、大規模な経済事件や政治家の汚職事件を担当する、検察のエリート部署である。
田代政弘氏は、特捜部検事として陸山会事件の捜査に関わることになった。
田代政弘氏のような検察官を目指す人にとって、司法試験合格と検察官任官は重要なステップである。
田代政弘氏が1995年に司法試験に合格し、1998年に検察官として任官した経緯を理解する上で、司法試験制度とキャリアパスの知識は重要である。
陸山会事件と虚偽捜査報告書(2010-2012年)

陸山会事件とは──小沢一郎の資金管理団体
陸山会事件とは、衆議院議員・小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件である。
事件の概要:
- 陸山会が2004年に東京都世田谷区の土地を購入
- 土地購入原資4億円の出所が問題に
- 小沢一郎氏本人からの借入金か、水谷建設からの裏金か
- 政治資金収支報告書への虚偽記載疑惑
東京地検特捜部は、2009年から陸山会事件の捜査を開始した。
石川知裕の逮捕と取り調べ(2010年1月)
2010年1月、東京地検特捜部は、小沢一郎氏の元秘書で衆議院議員の石川知裕氏を政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑で逮捕した。
田代政弘氏は、石川知裕氏の取り調べ責任者だった。
田代政弘氏は、石川知裕氏を厳しく取り調べ、小沢一郎氏の関与を認める供述を引き出そうとした。
虚偽の捜査報告書作成
田代政弘氏は、石川知裕氏の取り調べ内容を記載した捜査報告書を作成。
しかし、この捜査報告書には、石川知裕氏が実際には供述していない内容が記載されていた。
虚偽の内容:
- 石川知裕氏が「小沢一郎氏の了解を得て虚偽記載した」と供述したと記載
- 実際には、石川知裕氏はそのような供述をしていなかった
この虚偽の捜査報告書は、小沢一郎氏を強制起訴するための証拠として検察審査会に提出された。
ICレコーダーによる録音と捜査報告書の矛盾

石川知裕氏は、田代政弘氏の取り調べをICレコーダーで録音していた。
2012年5月2日夜、インターネット上に石川知裕氏の供述録とされるもの、及び調書とされるものの2文書が投稿された。
この録音と捜査報告書を比較したところ、重大な矛盾が発覚した。
矛盾の内容:
- 捜査報告書:石川知裕氏が「小沢一郎氏の了解を得て虚偽記載した」と供述
- 実際の録音:石川知裕氏はそのような供述をしていない
田代政弘氏が作成した捜査報告書が虚偽であることが明白になった。
2011年12月15日、小沢一郎公判での証言
2011年12月15日、小沢一郎氏の公判で、田代政弘氏が証人として証言した。
弁護人から捜査報告書と石川知裕氏のICレコーダーによる録音との相違を指摘され、田代政弘氏は以下のように述べた。
「この日の取り調べを一言一句記載したのではなく、思いだし、思いだし記載した。拘留中に話したことや、保釈後に話したことの記憶が混同していたと思う」
さらに、弁護人から「虚偽の捜査報告書を書いたのではないか」との問いに対し、「そうではありません」と否定した。
しかし、田代政弘氏の説明は、多くの人から「記憶違い」で済まされる問題ではないと批判された。
懲戒処分と検察官辞職(2012年6月)
2012年1月12日、刑事告発
2012年1月12日、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、田代政弘氏を虚偽有印公文書作成・行使と偽証の容疑で刑事告発した。
さらに同会は、2012年6月27日に陸山会事件の捜査に関わった佐久間達哉、木村匡良、大鶴基成、齋藤隆博、吉田正喜、堺徹の各検事を検察審査会に対する偽計業務妨害や虚偽有印公文書作成・行使、犯人隠避などで告発した。
法務大臣・小川敏夫の再調査指示と指揮権発動断念
当時の法務大臣・小川敏夫氏は、検察が田代政弘氏個人の記憶違いとして幕引きを図っているのはおかしいとして、再調査指示の指揮権発動を内閣総理大臣・野田佳彦氏(当時)に相談したが認められなかった。
小川敏夫氏は、インタビューにおいて、指揮権発動を断念させられたことが理由で法務大臣を解任されたことをほのめかしている。
2012年6月27日、不起訴処分と懲戒処分
2012年6月27日付けで、田代政弘氏は刑事処分としては不起訴となった。
しかし、法務大臣は田代政弘氏を減給100分の20(6ヶ月)の懲戒処分とした。
田代政弘は減給100分の20(6ヶ月)、同日付で辞職
田代政弘氏は、懲戒処分を受けた2012年6月27日付で検察官を辞職。
辞職当時、田代政弘氏は45歳だった。
日本経済新聞は、田代政弘氏について「仕事熱心で上司の信頼が厚い一方、取り調べでは高圧的に追及する”強面(こわもて)検事”の顔をのぞかせることもあった」と報じた。
上司の佐久間達哉特捜部長も戒告処分
監督責任を問われた当時の東京地方検察庁検事正・岩村修二氏が厳重注意処分を、当時の東京地方検察庁特捜部長・佐久間達哉氏が戒告の懲戒処分を受けた。
田代政弘氏の虚偽捜査報告書問題と検察の闇を理解するために、以下の書籍が参考になる。
田代政弘氏のような検察官が虚偽の捜査報告書を作成し、小沢一郎氏を強制起訴に追い込もうとした構造を理解する上で、検察制度の問題点の知識は重要である。
検察審査会の不起訴不当議決と再不起訴(2013年)

2012年8月23日、検察審査会に申し立て
不起訴処分を受けて、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、2012年8月23日、田代政弘氏を虚偽有印公文書作成及び行使と偽証、元東京地検特捜部長・佐久間達哉氏と元東京地検特捜部検事・木村匡良氏を虚偽有印公文書作成及び行使の共犯で、検察審査会に申し立てを行った。
2013年4月19日、不起訴不当議決
2013年4月19日、東京第一検察審査会は、田代政弘氏の不起訴不当を議決した。
元上司については不起訴相当をそれぞれ議決。
検察審査会は、田代政弘氏の不起訴処分は不当であり、再捜査が必要であると判断した。
2013年7月31日、最高検が再度不起訴
2013年7月31日、最高検察庁は田代政弘氏を再度不起訴処分とした。
検察審査会の不起訴不当議決にもかかわらず、検察は田代政弘氏を起訴しなかった。
2013年8月12日、再告発
2013年8月12日、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、田代政弘氏及び木村匡良氏が「石川議員の逮捕状を請求するために、事実と異なる内容を記載していた」件について、虚偽有印公文書作成及び行使容疑で、最高検察庁に告発した。
結局、田代政弘は刑事責任を問われず
結局、田代政弘氏は刑事責任を問われることはなかった。
懲戒処分と検察官辞職という行政処分は受けたが、刑事処分は受けなかった。
検察官が虚偽の捜査報告書を作成しても、刑事責任を問われないという結果は、多くの批判を招いた。
「ヤメ検」弁護士への転身(2013年以降)

2013年弁護士登録
田代政弘氏は、2013年に弁護士登録をした。
検察官辞職から約1年後のことである。
田代政弘氏は、検察官としての経験を活かし、弁護士として新たなキャリアをスタートさせた。
2014年、八重洲総合法律事務所入所
田代政弘氏は、2014年から八重洲総合法律事務所に入所。
八重洲総合法律事務所は、東京都千代田区有楽町に所在する法律事務所である。
田代政弘氏は、現在、八重洲総合法律事務所の代表弁護士・税理士として活動している。
「ヤメ検」弁護士としての強み
「ヤメ検」とは、検察官を辞めて弁護士になった人物を指す俗称である。
田代政弘氏は、典型的な「ヤメ検」弁護士である。
「ヤメ検」弁護士の強み:
- 検察の捜査手法を熟知している
- 検察官とのネットワークを持っている
- 刑事事件の弁護に強い
- 捜査・調査当局への対応に長けている
田代政弘氏は、八重洲総合法律事務所のホームページで「検察官当時、東京地検特捜部及び金融庁証券取引等監視委員会に在籍した経験を活かし、独占禁止法や金融商品取引法等を中心とするコンプライアンス・リスクマネジメント対応等のほか、捜査・調査当局への対応をいたします」と説明している。
専門分野:独占禁止法、金融商品取引法、民事介入暴力
田代政弘氏の専門分野は、以下の通りである。
主な専門分野:
- 独占禁止法関連業務
- 金融商品取引法関連業務
- コンプライアンス・リスクマネジメント
- 捜査・調査当局への対応
- 経済法関連業務
- 保険法関連業務
- 民事介入暴力
- スポーツ関連業務
- 一般刑事事件
日本プロ野球選手会公認代理人

田代政弘氏は、日本プロ野球選手会公認代理人として選手の年俸交渉にも従事している。
早稲田大学野球部出身という経歴が、スポーツ関連業務につながっている。
現在話題注目されている弁護士については、以下の記事で詳しく解説している。
田代政弘氏のような検察官から弁護士への転身、キャリアチェンジを理解するために、以下のサービスや書籍が参考になる。
田代政弘氏が検察官辞職後、「ヤメ検」弁護士として新たなキャリアを築いた経緯を理解する上で、転職とキャリア形成の知識は重要である。
松本人志代理人弁護士として(2024年)

2024年1月22日、松本人志が週刊文春を提訴
2024年1月22日、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志氏は、週刊文春の性加害報道をめぐり、発行元の文藝春秋などに5億5000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起した。
田代政弘氏は、松本人志氏の代理人弁護士として提訴会見に臨んだ。
田代政弘が代理人弁護士に
田代政弘氏が松本人志氏の代理人弁護士に選ばれたことは、業界内外で「意外」と驚きの反応があった。
田代政弘氏は、過去に陸山会事件を担当した元検察官として知られる人物だが、芸能事務所や芸能人の「御用達弁護士」というイメージは一般的になかったためである。
裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火氏も、Xで「田代政弘弁護士って陸山会の検察官か。てっきり、芸能関係の訴訟を得意としてる弁護士さんが担当するのかと」と反応していた。
2024年2月29日、証人への妨害工作疑惑

弁護士の中村信雄氏は、2024年2月29日に中村氏の事務所を田代政弘氏が訪れ「何とかA子さんを説得して、証言に出ないようにしてほしい」などと依頼し、中村氏が拒否すると「先生はA子さんと不倫しているでしょう。そのことを雑誌が記事にするらしいですよ。私は記事を止められますけど、どうしますか」と”脅迫まがい”の行動をされたと証言している。
2024年7月、被害女性の尾行を認める

週刊文春2024年7月18日号の電子版配信翌日に行われた記者会見で、田代政弘氏は「妨害工作はなかった」と繰り返し主張する一方で、被害女性の外出先である繁華街やホテルでの尾行を探偵に依頼した事実を認めた。
会見では「『こういう情報があって、調査会社に調べさせた方いいと思うけど、どうですか』と(松本に相談した)。で、松本さんが『お願いします』ということですよ」と語っている。
2024年11月8日、訴えの取り下げで裁判終結
2024年11月8日、松本人志氏側は訴えを取り下げ、週刊文春側はこれに同意し、裁判は終結した。
金銭の授受は一切なかったという。
松本人志氏のコメント:
「松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」
田代政弘氏の代理人としての対応は、証人への妨害工作疑惑や被害女性の尾行を認めるなど、批判を招いた。
裁判は第1回口頭弁論(2024年3月28日)のみで終結し、松本人志氏側が訴えを取り下げたことで、「真実」は闇の中に残された。
まとめ──田代政弘と権力の実態

検察官から「ヤメ検」弁護士へ
田代政弘氏は、1998年に検察官として任官し、2009年4月から東京地検特捜部に2度目の勤務となった。
しかし、2012年6月27日、陸山会事件の捜査において虚偽の捜査報告書を作成したとして懲戒処分を受け、検察官を辞職した。
2013年に弁護士登録し、2014年から八重洲総合法律事務所に入所、現在は代表弁護士・税理士として活動している。
虚偽捜査報告書問題と刑事責任の不在
田代政弘氏が作成した虚偽の捜査報告書は、小沢一郎氏を強制起訴に追い込むための証拠として検察審査会に提出された。
石川知裕氏のICレコーダーによる録音と捜査報告書を比較したところ、重大な矛盾が発覚し、田代政弘氏が虚偽の捜査報告書を作成したことが明白になった。
しかし、田代政弘氏は刑事責任を問われることはなく、懲戒処分と検察官辞職という行政処分のみで終わった。
検察官が虚偽の捜査報告書を作成しても刑事責任を問われないという結果は、多くの批判を招いた。
松本人志裁判の終結と批判
2024年1月22日、田代政弘氏は松本人志氏の代理人弁護士として、週刊文春への5億5000万円の損害賠償請求訴訟を提起した。
しかし、2024年11月8日、松本人志氏側は訴えを取り下げ、裁判は終結。
田代政弘氏の代理人としての対応は、証人への妨害工作疑惑や被害女性の尾行を認めるなど、批判を招いた。
裁判は第1回口頭弁論のみで終結し、松本人志氏側が訴えを取り下げたことで、「真実」は闇の中に残された。
弁護士・伊藤和子氏は「通常、勝訴の見込みがある事件ではこのような終結はしません。早々に撤退し、ダメージコントロールをはかったように見受けられました」と指摘している。
2026年2月現在の活動
2026年2月現在、田代政弘氏は八重洲総合法律事務所の代表弁護士・税理士として活動している。
松本人志裁判は2024年11月に終結しており、田代政弘氏は引き続き、独占禁止法、金融商品取引法、コンプライアンス、民事介入暴力、スポーツ関連業務、一般刑事事件などを扱っている。
日本プロ野球選手会公認代理人として選手の年俸交渉にも従事している。
田代政弘氏が代理人を務めた松本人志裁判の終結と、刑事訴訟・名誉毀損裁判の仕組みを理解するために、以下の書籍が参考になる。
田代政弘氏のような弁護士がどのように裁判を進め、訴えの取り下げという結末を選んだのかを理解する上で、訴訟手続きの知識は重要である。
権力ウォッチの視点

『権力ウォッチ』は、田代政弘氏のような「ヤメ検」弁護士の動向を監視し続ける。
注目ポイント:
- 虚偽捜査報告書問題と刑事責任の不在
- 検察官が虚偽の捜査報告書を作成しても刑事責任を問われない構造
- 「ヤメ検」弁護士としての影響力
- 松本人志裁判における妨害工作疑惑と被害女性の尾行
- 訴えの取り下げという結末の意味
田代政弘氏の存在は、検察の闇と「ヤメ検」弁護士の権力構造を象徴している。
検察官としての田代政弘氏は、虚偽の捜査報告書を作成し、小沢一郎氏を強制起訴に追い込もうとした。
しかし、田代政弘氏は刑事責任を問われることなく、懲戒処分と検察官辞職という行政処分のみで終わった。
その後、田代政弘氏は「ヤメ検」弁護士として、検察の捜査手法を熟知した強みを活かし、松本人志氏のような著名人の代理人を務めている。
松本人志裁判では、証人への妨害工作疑惑や被害女性の尾行を認めるなど、弁護士としての倫理が問われる行動が批判を招いた。
裁判は第1回口頭弁論のみで終結し、松本人志氏側が訴えを取り下げたことで、「真実」は闇の中に残された。
検察官が虚偽の捜査報告書を作成しても刑事責任を問われない構造、そして「ヤメ検」弁護士が検察とのネットワークを活かして影響力を持つ構造は、日本の司法制度における重要な課題である。
田代政弘氏のような「ヤメ検」弁護士の活動を監視し続けることが、司法制度の透明性と公正性を守るために不可欠である。
【参考資料・出典】
本記事は以下の公開情報を基に作成されています。
公的資料・報道記事:
- Wikipedia「田代政弘」(2024年12月25日更新)
- 八重洲総合法律事務所公式サイト(弁護士プロフィール)
- シルシルプレス「【画像】松本人志の裁判の弁護士は誰?田代政弘は検察官辞職の過去!」(2024年5月3日)
- サイゾー「松本人志の代理人・田代政弘弁護士とは?業界内で「意外」の声上がるワケ」(2024年1月23日)
- 時事ドットコム「講談社側に220万円賠償命令 松本人志氏報道巡り芸人勝訴」(2025年11月25日)
- Yahoo!ニュース「松本人志さんの裁判終結から1週間」(2025年3月31日)
- 週刊女性PRIME「【独自】松本人志の”性加害”裁判決着で用意される大阪NGK復帰ステージ」(2024年11月29日)
- 弁護士JPニュース「松本人志氏『訴えの取下げ』は裁判を”すべてなかったことにする”手段」(2024年11月17日)
- 弁護士ドットコムニュース「松本人志さん、会合参加の女性に謝罪『率直にお詫び申し上げます』」(2024年11月8日)
法令・制度:
- 刑事訴訟法
- 民事訴訟法
- 政治資金規正法
- 虚偽有印公文書作成及び行使罪
注記:
- 本記事は公開されている報道情報および公的資料を基に作成されています
- 陸山会事件における田代政弘氏の虚偽捜査報告書問題は、石川知裕氏のICレコーダーによる録音と捜査報告書の矛盾が明らかになっています
- 田代政弘氏は刑事処分としては不起訴となり、懲戒処分(減給100分の20、6ヶ月)と検察官辞職という行政処分を受けました
- 松本人志裁判は2024年11月8日に訴えの取り下げで終結しており、金銭の授受は一切ないことが双方から発表されています
- 時系列は複数の報道機関の報道を照合し、正確性を確認しています
- 本記事は事実の客観的記述を目的としており、特定の政治的立場に偏らない中立的な記述を心がけています






wikiプロフ!年齢や経歴や今現在は?結婚も知りたい.png?fit=640%2C427&ssl=1)


コメント