2024年1月、日本共産党初の女性委員長として就任した田村智子氏。
弁護士秘書から参議院議員3期を経て、2024年衆議院選挙で初当選を果たした田村智子氏は、「桜を見る会」追及で安倍晋三元首相を窮地に追い込み、一躍「党の顔」となった。
23年ぶりの委員長交代、女性初の委員長、私大卒初の委員長と異例ずくめの就任──
長野県小諸市の文具店の娘として生まれ、早稲田大学で学費値上げ反対運動に参加したことをきっかけに共産党に入党、6回の落選を経て国会議員となった田村智子氏の経歴、党内権力構造での位置づけ、そして野党第一党を目指す戦略を徹底解説する。
田村智子のプロフィール

https://twitter.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 田村智子(たむら ともこ) |
| 旧姓 | 山崎智子 |
| 生年月日 | 1965年7月4日(60歳・2025年時点) |
| 出身地 | 長野県小諸市 |
| 学歴 | 長野県野沢北高等学校卒業、早稲田大学第一文学部卒業 |
| 現職 | 衆議院議員(1期)、日本共産党中央委員会幹部会委員長 |
| 前職 | 参議院議員(3期)、日本共産党政策委員長 |
| 家族 | 既婚、夫と一男一女の4人家族 |
| 専門分野 | 労働問題、非正規雇用、教育、子育て支援、ジェンダー平等 |
田村智子氏は、長野県小諸市の文具店の家庭に生まれ、早稲田大学で学費値上げ反対運動に参加したことをきっかけに共産党に入党した。
国政選挙に5回、東京都議選に1回と計6回落選した後、2010年参議院選挙で初当選。
2024年1月、日本共産党初の女性委員長に就任し、同年10月の衆議院選挙で初当選した。
「桜を見る会」追及で全国的に知名度を上げ、党の顔として認知されている。
詳しい経歴──文具店の娘から共産党委員長へ

長野県小諸市での生い立ちと合唱への情熱
田村智子氏は1965年7月4日、長野県小諸市に生まれた。
実家は紙と文具の卸商「山崎文具店」を営んでおり、父親はキリスト教(プロテスタント)の信者だった。三人兄弟で、姉と弟がいる。
小諸市立野岸小学校5年生の時、NHK全国学校音楽コンクールに長野県代表として出場。
小諸市立小諸東中学校、長野県野沢北高等学校でも合唱に没頭し、ヴェルディやモーツァルトのレクイエムなどを歌い、文化祭ではオペラを3年続けて開催した。
田村智子氏にとって、合唱は生涯の趣味となり、現在も歌うことを楽しんでいる。
早稲田大学での学費値上げ反対運動と入党

1984年、田村智子氏は早稲田大学第一文学部に入学。
入学1年目の冬、大学側が翌年から財政を黒字にするために学費を値上げしていく「スライド制学費」を導入すると発表した。
在学生の学費は旧来の学費で固定されたが、新入生には値上げが適用されることに疑問を持った。
「おかしいよね」と話しかけたクラスメートがたまたま反対運動を始めていた日本民主青年同盟(民青同盟)のメンバーだった。
ストライキは失敗に終わり、大学側によるスライド値上げ自体は予定通り実施されたが、悩んだ末に民青への加盟を決心する。
1985年10月、田村智子氏は日本共産党に入党した。
大学卒業後、民青同盟の専従職員として活動し、1991年の湾岸戦争では反戦デモや抗議活動の先頭に立った。
1993年のPKO法案では、徹夜国会に何度も詰めかけ、「国会で夜を明かした」男性と1993年6月に結婚。
1995年から8年間、日本共産党国会議員団事務局に勤務し、石井郁子衆議院議員秘書、井上美代参議院議員秘書として活動した。
6回の落選を経た2010年参議院初当選
田村智子氏は、国政選挙に挑戦し続けたが、何度も敗北を経験した。
落選の歴史:
- 1998年参議院選挙(東京選挙区):落選
- 2001年参議院選挙(比例代表):落選
- 2004年東京都議会議員選挙(足立区):落選
- 2005年衆議院選挙(比例東京ブロック・東京13区):落選
- 2007年参議院選挙(東京選挙区):落選
しかし、田村智子氏は「超ポジティブ」な性格で、落選にもめげずに挑戦を続けた。
2010年、第22回参議院議員通常選挙で比例区個人得票第2位となり、ついに初当選を果たす。
2016年、2022年と連続当選し、参議院議員3期を務める。
党内での役職:
- 2015年:日本共産党中央委員、女性委員会副責任者
- 2016年:日本共産党副委員長、常任幹部会委員
- 2020年:日本共産党政策委員長(女性初)
「桜を見る会」追及で一躍時の人に

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2019年11月8日、田村智子氏は参議院予算委員会で、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に安倍首相や閣僚らが地元後援会員を多数招待していた問題を追及した。
追及のポイント:
- 参加者数・支出額が安倍政権で年々増加し、2019年の支出額は予算額の3倍
- 「功労・功績のある方」を招待する建前だが、自民党議員・閣僚の後援会・支持者が多数招待
- 安倍首相の地元・山口県から毎年大勢が参加
- 前夜祭とセットで後援会活動そのものになっている
田村智子氏の追及により、安倍首相は答弁できず、審議はたびたびストップした。
この質疑は全国的に報道され、田村智子氏は一躍「党の顔」となった。
マスコミからは「桜を見る会疑惑の仕掛け人」と呼ばれ、国会での質問能力の高さが評価された。
2024年委員長就任──23年ぶり交代と女性初

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志位和夫氏から田村智子氏への交代
2024年1月18日、日本共産党第29回大会で、田村智子氏が日本共産党中央委員会幹部会委員長に就任した。
前委員長の志位和夫氏は23年間にわたり委員長を務めたが、党勢低迷と党内の閉鎖性というイメージ刷新を狙い、委員長を退任。
委員長交代の背景:
- 党勢低迷:支持率が1割を下回る低水準で推移
- 党内の閉鎖性:党首公選制を主張する党員の除名処分などで批判
- 女性初の委員長で刷新感を出す
田村智子氏は、記者会見で「必ず自民党政治を終わらせること」を自身の責務と強調し、「自民党打破宣言」と題して①経済再生②憲法9条を生かした政治③ジェンダー平等の実現を掲げた。
女性初・私大卒初・党勢低迷下での就任
田村智子氏の委員長就任は、異例ずくめだった。
異例な点:
- 日本共産党の歴史上、女性として初の委員長
- 主要政党での女性党首就任は2016年9月の蓮舫(旧民進党代表)以来
- 私大卒初の委員長(歴代委員長は東京大学卒が多い)
- 両親が非党員の家庭で育った(歴代委員長は党員家庭出身が多い)
朝日新聞は、田村智子氏が「現実感覚を持ち合わせている」として、党の刷新感を出すにはぴったりだと報じた。
党内権力構造の変化と志位和夫氏の影響力

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田村智子氏の委員長就任に伴い、党内人事も変更された。
党内人事:
- 委員長:田村智子氏(新任)
- 議長:志位和夫氏(前委員長が横滑り)
- 書記局長:小池晃氏(続投)
- 政策委員長:山添拓氏(新任)
しかし、志位和夫氏が議長として党執行部に残るため、当面は現行の体制が存続すると指摘された。
志位和夫氏の影響力が残る中で、田村智子氏がどこまで党を刷新できるのかが問われている。
2024年衆議院選挙への挑戦と当選
2024年10月15日、田村智子氏は第50回衆議院議員総選挙に比例東京ブロックから単独1位で立候補。
立候補に伴い、参議院議員を自動失職した。
10月27日の投開票の結果、日本共産党は同ブロックで1議席を獲得し、田村智子氏は衆議院議員に初当選を果たす。
田村智子氏は、委員長として党を率いながら、衆議院議員として国会で政府を追及する立場となった。
現在話題、注目の政治家については、以下の記事で詳しく解説している。
党内権力構造と民主主義──除名処分と閉鎖性批判

党首公選制主張者の除名処分
日本共産党は、党首公選制の導入を主張していた党員を除名処分にしたことで、党内でも疑問が渦巻いている。
党首公選制とは、党員による直接選挙で党首を選ぶ制度であり、多くの政党で採用されている。
しかし、日本共産党は党大会で代議員が選出し、その代議員が委員長を選ぶ仕組みになっている。
党首公選制を主張した党員が除名されたことで、「共産党は極めて閉鎖的な政党ではないか」というイメージが広がった。
小池晃氏のパワハラ問題

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2022年11月5日、日本共産党地方議員・候補者会議において、小池晃書記局長が読み上げた議員名に誤りがあったため、田村智子氏が司会として訂正したところ、小池晃氏は議事進行最中にもかかわらず田村智子氏のところに歩み寄り、「間違えていない。訂正する必要はない」などと不当かつ厳しく叱責した。
小池晃氏の田村智子氏に対する行為に批判が殺到した。
事件から9日後、日本共産党も小池晃氏の田村智子氏に対する行為はパワーハラスメントであると認定し、党規約に基づき小池晃氏を口頭による警告処分としたと発表。
田村智子氏は記者会見で、「叱責されたとか、パワーハラスメントを受けたという認識を全く持っていなかった」と振り返ったが、「客観的に見ればパワハラだった」とは認めた。
田村智子氏は他党議員や日本政府省庁幹部によるセクハラ・職場のパワハラには厳しい姿勢の一方、共産党内など身近なハラスメントなど問題には「鈍感力」を発揮してきたと批判されている。
民主集中制と党内民主主義
日本共産党は「民主集中制」を採用している。
民主集中制とは、党内で自由に議論をした上で方針を決定し、その決定を全党員が実践するという仕組みである。
しかし、批判的な意見を持つ党員が除名されることで、「自由に議論できているのか」という疑問が生じている。
田村智子氏の対応と党大会の運営
記者から「共産党は極めて閉鎖的な政党ではないか」と質問された田村智子氏は、次のように答えた。
「私たちの党大会を見ていただければ、どれだけオープンかということはよくわかっていただけたのではないかと思います。
一番大事な方針の決定のときの議案を、2カ月も前に国民の皆さんにも発表し、党内で議論を尽くし、党大会でも3日にわたる議論をオープンにして、どなたでも聞かれる状態にいたしました。
その上で、方針を決定し、その決定を実践する上での役員を私、委員長も含めて選んでいただいた。
そういう意味では党大会の運営見ていただければ非常にオープンな運営をやっていることをわかっていただけると思います」
しかし、党首公選制の導入を求める声は党内外から根強く、田村智子氏がどう対応するかが注目されている。
野党共闘と政策──安保法制廃止と消費税減税

安保法制廃止と野党共闘の条件
田村智子氏は、安保法制の廃止を「次期衆院選も共闘の条件」としている。
安保法制とは、集団的自衛権の行使を容認する法律であり、日本が攻撃されていなくても、在日米軍などの軍事行動によって米軍を守るために自衛隊が活動できるようになった。
田村智子氏は、「いまの自衛隊は、集団的自衛権行使容認のもとの自衛隊なのです。日本はどこも攻撃されていなくても、在日米軍などの軍事行動によって、米軍を守るということで自衛隊が活動する。こういう自衛隊を憲法に書き込んでしまったら、それはもう憲法9条の精神が丸ごと覆されてしまうと思います」と述べている。
自衛隊違憲論と災害派遣のジレンマ
日本共産党は、自衛隊を違憲と位置づけている。
記者から「共産党だけが自衛隊違憲論だ。災害があれば自衛隊に出動を求める。救助を求めながら、一方で”あなたの存在は違憲なんだ”と。これは極めて不健康、不道徳だ」と質問された。
田村智子氏は、「いまの自衛隊は、集団的自衛権行使容認のもとの自衛隊なのです」と答え、災害派遣と集団的自衛権を切り分けて説明した。
しかし、自衛隊違憲論は国民の理解を得にくく、野党共闘の障害となっている。
消費税減税・インボイス廃止の公約

日本共産党は、消費税減税・インボイス廃止を公約に掲げている。
2025年10月3日、日本共産党は消費税減税・インボイス廃止を求める全国いっせい宣伝を行った。東京都内では、田村智子氏が街頭で訴えた。
田村智子氏は記者会見で「消費税減税・インボイス廃止公約」について「実現へ全力」と述べた。
選択的夫婦別姓制度の即時実現
田村智子氏は、選択的夫婦別姓制度の即時実現を掲げている。
田村智子氏自身は旧姓「山崎」で、結婚後は夫の姓「田村」を名乗っている。
選択的夫婦別姓制度とは、結婚後も夫婦が別々の姓を名乗ることを選択できる制度であり、田村智子氏はこの制度の即時実現を求めている。
国会での追及力──非正規雇用・研究力低下問題

「派遣切り」街頭相談と非正規雇用問題
田村智子氏は、「派遣切り」での街頭相談の経験から、非正規雇用問題に一貫して取り組んできた。
2008年のリーマンショック後、派遣労働者が大量に解雇される「派遣切り」が社会問題となった。
田村智子氏は、街頭で派遣労働者の相談を受け、その実態を国会で追及した。
主な追及内容:
- 派遣労働者の雇用の不安定さ
- 低賃金・長時間労働
- 社会保険の未加入
- 正社員化の促進
コロナ危機で明らかとなった女性の低賃金・不安定雇用の構造にも切り込んだ。
国立大学・独法研究機関での「雇い止め」追及
田村智子氏は、国立大学や独法研究機関での「雇い止め」を日本の研究力問題として追及し、米Science誌、英Nature誌からも注目された。
「雇い止め」とは、有期雇用契約の更新を打ち切ることである。
国立大学や独法研究機関では、若手研究者が有期雇用で雇われ、5年や10年で雇い止めされることが多い。
田村智子氏は、この問題を国会で追及し、若手研究者の雇用安定化を求めた。
ScienceやNatureでも注目される質問
田村智子氏の国会での質問は、米Science誌、英Nature誌でも取り上げられた。
国際的な科学誌が日本の国会議員の質問を取り上げることは異例であり、田村智子氏の質問の質の高さを示している。
子どもの権利条約と貧困対策

田村智子氏は、子どもの権利条約の全面実施、貧困対策・保育の質の向上・高等教育までの無償化・学校における子どもの意見表明権の保障などを求めている。
主な政策:
- 子どもの貧困対策
- 保育の質の向上
- 高等教育までの無償化
- 学校における子どもの意見表明権の保障
田村智子氏自身が2人の子どもを生み育てながら国会議員秘書として働いてきた経験が、政策に反映されている。
田村智子の家族とプライベート

夫との出会いと結婚
田村智子氏は、1993年6月に結婚した。
夫とは、1992年のPKO法案で徹夜国会に何度も詰めかけた際、「国会で夜を明かした」男性と出会った。
民青同盟で知り合ったと推測され、夫も政治に関心があり、田村智子氏と志が同じだったと考えられる。
夫は一般人であるため、名前や職業は公表されていない。
しかし、田村智子氏のホームページには1993年の結婚式の写真が掲載されている。

https://search.yahoo.co.jp/
結婚式のしめくくりに父親があいさつに立ち、「これまで、遠く離れた場所に植えられたりんごの木が枯れているのでは、誰か水をあげているかと心配してきた。けれど、この木が花をたくさん咲かせ、実を結んでいることがわかった」と述べたという。
一男一女の子育てと両立

田村智子氏には、一男一女の子どもがいる。
長男:
- 1995年生まれ(現在30歳) ※2025年時点
- 剣道を習っていた
- 料理やお菓子作りが得意
長女:
- 1999年生まれ(現在26歳)
- チアダンスをしていた
田村智子氏は、1995年の終わりに民青同盟を卒業し、党国会議員団の事務局へと職場が変わった。
出産・子育ても同じ時期であり、仕事と家庭の両立が女性にとってどれだけ大変なことかを、何度となく実感することとなった。
田村智子氏は、「2人の子どもを生み育てながら国会議員秘書として働いてきました。いま、子どもや親のゆとりを次々と奪っているのが『構造改革』ではないでしょうか。子どもの生命、笑顔を守りたい、この思いで冷たい政治と対決してきました」と述べている。
夫婦で1本のビールを分け合う晩酌

田村智子氏と夫は、夫婦で1本のビールを分け合って晩酌するのが日課とのこと。
政治の緊張感とは対照的な、穏やかで仲の良い夫婦関係がうかがえる。
夫は、田村智子氏の街頭演説の辛口コメンテーターのような存在だそうだ。
街頭演説が終わった後、夫から何もコメントがなければ悪くない演説ができたと理解しているという。
趣味は歌と映画鑑賞

田村智子氏の趣味は、歌と映画鑑賞、読書。
幼少期から合唱に没頭してきた田村智子氏は、現在も歌うことを楽しんでいる。
映画鑑賞も趣味であり、プライベートでは温かく支え合う家庭を築いている。
政治家としての強い発言力と、私生活では温かく支え合う家庭を両立している田村智子氏の姿は、現代の女性リーダーのモデルともいえる。
まとめ──田村智子と共産党の権力構造

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初の女性委員長としての挑戦
田村智子氏は、日本共産党初の女性委員長として、党の刷新を期待されている。
田村智子氏が背負うもの:
- 党勢低迷の打破
- 党内の閉鎖性イメージの刷新
- 野党共闘の推進
- 国会での政府追及
23年間委員長を務めた志位和夫氏が議長として党執行部に残るため、田村智子氏がどこまで党を刷新できるのかが問われている。
党勢低迷と野党共闘の課題

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日本共産党の政党支持率は、直近4年ほど1割を下回る低水準で推移してきた。
党勢低迷の要因:
- 自衛隊違憲論への国民の理解不足
- 党内の閉鎖性イメージ
- 野党共闘の不透明さ
- 高齢化と若年層の支持獲得難
田村智子氏は、野党共闘を推進し、立憲民主党や社民党との連携強化を図っている。
しかし、安保法制廃止を共闘の条件とすることで、野党共闘が難航する可能性もある。
国会での追及力と国民への浸透
田村智子氏の国会での追及力は高く評価されている。
「桜を見る会」追及では、安倍晋三元首相を窮地に追い込み、全国的に知名度を上げた。
しかし、田村智子氏自身が「500万要求対話運動に取り組んで一番分かったのは、共産党が知られていないということでした。まだまだ政策の浸透、訴えの浸透ができていないなと痛感しました」と述べているように、党の政策が国民に浸透していない課題がある。
権力ウォッチの視点

『権力ウォッチ』は、田村智子氏と日本共産党の動向を今後も追い続ける。
注目ポイント:
- 党勢低迷をどう打破するか
- 党内の閉鎖性イメージをどう刷新するか
- 野党共闘をどう推進するか
- 国会での政府追及をどう継続するか
- 志位和夫氏の影響力と田村智子氏の主導権
田村智子氏は、長野県小諸市の文具店の娘として生まれ、6回の落選を経て国会議員となり、「桜を見る会」追及で一躍時の人となった。
女性初の委員長として、党の刷新を期待されている田村智子氏が、どのような手腕を発揮するのか?
野党第一党を目指す戦略、国会での追及力、そして党内権力構造の変化──
田村智子氏と日本共産党の動向は、日本の野党政治の行方を占う上で重要な要素である。






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