参政党代表の神谷宗幣氏は、2025年7月の参議院選挙で14議席を獲得し、インターネット政党として日本政治史上まれに見る躍進を遂げた。
高校教師から吹田市議、そして2022年参議院議員に初当選した神谷宗幣氏は、「日本人ファースト」を掲げ、反ワクチンや独自の歴史観で熱狂的な支持を集めている。
しかしその一方で、イシキカイカク株式会社への約1億円の政治資金支払い、2023年12月の公設秘書の訃報を巡るパワーハラスメント疑惑、元共同代表・吉野敏明氏との対立など、組織運営を巡る問題も相次いでいる。
福井県高浜町に生まれ、龍馬プロジェクトを主宰し、参政党を創設した神谷宗幣氏の経歴、政治資金の実態、そして2025年参院選の歴史的躍進の背景を徹底解説する。
神谷宗幣のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 神谷宗幣(かみやそうへい) |
| 生年月日 | 1977年10月12日(48歳・2025年時点) |
| 出身地 | 福井県大飯郡高浜町 |
| 学歴 | 福井県立若狭高等学校卒業、関西大学文学部卒業、関西大学法科大学院修了(法務博士) |
| 現職 | 参議院議員(1期、2022年〜)、参政党代表(2023年8月〜) |
| 前職 | 食品スーパー店長、高校教師、吹田市議会議員(2期、2007年〜2012年) |
| 家族 | 妻・神谷ふみ(旧姓・奥村、1990年生まれ、13歳年下)、子供3人(長男・宗志2018年生、長女・茅歩2021年生、次男・宗慶2025年生) |
| 特徴 | 元予備自衛官(2012年〜2022年、国会議員就任で退官)、龍馬プロジェクト主宰、イシキカイカク株式会社代表取締役 |
神谷宗幣氏は、福井県高浜町に生まれ、食品スーパー店長や高校教師を経て政治の世界に入った。
2007年に吹田市議会議員に初当選し、2020年に参政党を創設。
2022年参議院選挙で比例代表から初当選を果たした。
2023年8月に松田学氏に代わり参政党代表に就任し、2025年7月の参議院選挙では14議席を獲得する歴史的躍進を達成した。
詳しい経歴──高浜町から国会議員へ

福井県高浜町での生い立ちとスーパー店長時代
神谷宗幣氏は1977年10月12日、福井県大飯郡高浜町に生まれた。
福井県立若狭高等学校を卒業後、関西大学文学部に進学。
大学卒業後は食品スーパーの店長として働いた。
その後、関西大学法科大学院に進学し、法務博士の学位を取得。
高校の教員免許も取得し、高校教師として教壇に立った。
教師時代には柔道部の指導なども行い、生徒たちに厳しくも熱心な指導を行っていたとされる。
高校教師から吹田市議会議員へ(2007年〜2012年)
2007年、神谷宗幣氏は29歳で大阪府吹田市議会議員選挙に立候補し、初当選を果たした。
吹田市議として、教育改革や地域活性化に取り組んだ。
2011年には吹田市長選挙に立候補したが落選。この敗北が、神谷宗幣氏に大きな転機をもたらした。
同年、神谷宗幣氏は予備自衛官に志願し、2012年に予備自衛官補として任官。2022年に国会議員となるまで10年間、予備自衛官として活動した。
2012年には衆議院議員選挙に自民党公認で大阪13区から立候補したが落選。この選挙での惨敗が、神谷宗幣氏を既成政党への不信へと向かわせた。
龍馬プロジェクトとイシキカイカク株式会社設立

https://www.kamiyasohei.jp/
2011年、神谷宗幣氏は若者向けの政治教育プログラム「龍馬プロジェクト」を立ち上げる。
全国の若者を集めて、政治や歴史について学ぶ場を提供する活動で、多くの支持者を獲得した。
2013年には、イシキカイカク株式会社を設立。オンラインセミナーやYouTubeチャンネル「CGS(チャンネルグランドストラテジー)」を運営し、独自の歴史観や政治思想を発信し始めた。
イシキカイカク株式会社は、後に参政党の政治資金問題で注目を集めることになる。
2022年参議院選挙初当選と参政党代表就任
2020年4月、神谷宗幣氏は松田学氏、吉野敏明氏、渡瀬裕哉氏らと共に参政党を立ち上げた。
参政党は「自分たちでゼロからつくる」をキャッチコピーに、既成政党への不信を抱く有権者に訴えかけた。
2022年7月の参議院選挙で、神谷宗幣氏は比例代表から立候補し、初当選を果たした。参政党は比例代表で1議席を獲得し、国政政党となった。
2023年8月30日、神谷宗幣氏は参政党代表に就任。
初代代表の松田学氏が党運営を巡る対立から辞任し、神谷宗幣氏が後任の代表となった。
神谷宗幣氏の代表就任により、参政党は「神谷宗幣の政党」という色彩を強めていった。
参政党の政策と「日本人ファースト」

https://sanseito.jp/
参政党の基本政策
参政党は「日本人ファースト」を掲げ、以下の政策を主張している。
主な政策:
- 食と健康:農薬や添加物の規制強化、国産食品の推進
- 教育:「日本の伝統」を重視した教育改革
- 外交・安全保障:自主防衛の強化、対米自立
- 移民政策:外国人労働者の受け入れ慎重論
- 経済:財政出動による経済成長
参政党の政策は、保守的な価値観と経済的リベラリズムを組み合わせたものとされる。
反ワクチン姿勢と新型コロナ対応

参政党は、新型コロナワクチンに対して慎重な姿勢を示してきた。
神谷宗幣氏は、ワクチンの安全性に疑問を呈し、「打つか打たないかは自己判断」と主張。
ただし、神谷宗幣氏は「高齢者へのワクチン接種は賛成」としており、子供へのワクチン接種に反対する一方で、高齢者への接種は容認する姿勢を示した。
この「二枚舌」とも取れる発言は、ネット上で波紋を呼んだ。
女性の社会進出に関する発言と批判

2023年、神谷宗幣氏は女性の社会進出に関する発言で批判を浴びた。
問題となった発言:
「男女共同参画とか今まで間違えたんですよ…若い女性に『子どもを産みたいな』という社会状況を作らないといけないのに、『働け、働け』ってやりすぎちゃった」
2025年7月の参院選でも、街頭演説で「高齢の女性は子どもを産めない」との趣旨の発言を行い、批判を受けた。
神谷宗幣氏の発言は、女性の社会進出を否定的に捉えるものとして、フェミニスト団体や野党から強く批判された。
歴史観とスピリチュアリズム──縄文文明論と「魂のインストール」
神谷宗幣氏の思想の特徴は、独自の歴史観とスピリチュアリズムにある。
著書『子供たちに伝えたい「本当の日本」』(2019年)では、以下のような主張を展開している。
神谷宗幣氏の歴史観:
- 「縄文時代は量子力学的観点から見て進んだ文明だった可能性がある」
- 「量子は意思や念で動く」
- 「水には情報が記憶される」
- 「日本人として生まれたからには、外国の偉人ではなく日本の偉人の力をインストールしたほうがいい」
- 「僕も吉田松陰や西郷隆盛、坂本龍馬、橋本左内などの偉人の魂をインストールして力を借りてきた」
また、神谷宗幣氏は偽書とされる「ホツマツタヱ」を重視し、参政党の公式YouTubeチャンネルでホツマツタヱの講座を紹介。
これらの主張は、科学的根拠に乏しいとして批判される一方で、熱狂的な支持者を生む要因ともなっている。
政治資金問題──イシキカイカク社への約1億円と不記載疑惑

イシキカイカク株式会社への約1億円支払い(週刊文春報道)
参政党の政治資金を巡り、神谷宗幣氏が代表を務めるイシキカイカク株式会社への多額の支払いが問題視されている。
週刊文春の報道によれば、参政党は2020年から4年間で約1億円をイシキカイカク株式会社に支払っていた。
支払いの内訳:
- 広告宣伝費
- コンサルティング費用
- 事務所経費
参政党の2020年の収入は約8,600万円であり、その大半がイシキカイカク社に流れていたことになる。
神谷宗幣氏は、イシキカイカク社の代表取締役であるため、参政党の政治資金が神谷宗幣氏個人に還流していた疑いがある。
政治資金規正法違反疑惑──900万円不記載(週刊現代報道)
週刊現代の報道によれば、2022年の参政党の政治資金収支報告書に、イシキカイカク社への900万円の支払いが記載されていなかった。
政治資金規正法は、すべての政治資金の収支を報告することを義務付けている。
900万円の不記載は、政治資金規正法違反にあたる可能性がある。
神谷宗幣氏は、この問題について明確な説明を行っていない。
神谷宗幣氏の収入──2023年2,648万円

2023年の神谷宗幣氏の所得等報告書によれば、神谷宗幣氏の収入は2,648万円だった。
収入の内訳:
- 国会議員歳費:約2,154万円
- 講演料・印税:約494万円
神谷宗幣氏の収入は、政党代表の中では岸田文雄首相に次いで2番目に高い額だった。
参政党は「既成政党への不信」を訴えているが、神谷宗幣氏自身が高額の収入を得ている実態が明らかになった。
ボストーク合同会社への4,600万円支払い
参政党は、ボストーク合同会社という会社に4年間で4,600万円を支払っていた。
支払いの内訳:
- 広告宣伝費:3,600万円
- 世論調査費用:190万円
ボストーク合同会社は、4年間で4回住所を変更しており、実態が不透明な会社とされている。
参政党の政治資金が、不透明な会社に流れていた実態が明らかになった。
公設秘書の訃報問題──パワーハラスメント疑惑と組織体質

2023年12月、公設秘書・平岡有加里氏の訃報

2023年12月、神谷宗幣氏の公設第一秘書だった平岡有加里氏の訃報があった。
平岡有加里氏は、2022年7月の参院選で神谷宗幣氏が当選した直後から公設秘書として働き、党本部の事務所探しや対外活動に尽力していた。
平岡有加里氏の娘は、神谷宗幣氏が石川県加賀市で展開する「加賀塾」の代表を務めており、親子で神谷宗幣氏の活動を支えていた。
2024年2月8日、週刊文春がこの件を報道し、全国的に注目を集めた。
週刊文春報道──パワーハラスメント疑惑

週刊文春の報道によれば、平岡有加里氏は神谷宗幣氏のパワーハラスメント的言動に悩んでいたという。
証言内容:
- タウンミーティングの集客が悪いと、他のスタッフの前で激しく叱責
- 「この会場の規模に対して、こんな集客でどうするんですか!?」「意味がないんです!」
- 平岡有加里氏は手や声が震えるようになり、台本を用意しないと話せなくなっていた
平岡有加里氏は、知人に「どんな暴言吐いても許されるとか思ってるのかしら」とメッセージを送っていたという。
神谷宗幣氏は、週刊文春の取材に「厳しいことを言ったのは事実です」「責任は感じている」と認めた。
神谷宗幣氏の対応と「責任は感じている」発言
平岡有加里氏の訃報を知った神谷宗幣氏は、「本当に、青天の霹靂ですよ」「ただ、『なんで?』という感じです」と述べた。
神谷宗幣氏は、平岡有加里氏の訃報について、「アンチと呼ばれる人たちからの攻撃が原因ではないか」と主張した。
しかし、元秘書や党関係者の証言により、神谷宗幣氏のパワーハラスメント的言動が原因だった疑いが強まっている。
2024年1月12日から14日、神谷宗幣氏は平岡有加里氏の訃報を知った直後にシンガポールに家族旅行に出発した。この行動は、国会議員としての自覚が欠如しているとして批判を浴びた。
タウンミーティングの集客プレッシャー
参政党は、全国各地でタウンミーティングを開催し、支持者を集める活動を行っている。
平岡有加里氏は、このタウンミーティングの統括を担当していた。
しかし、集客が思うように進まず、神谷宗幣氏から厳しい叱責を受けていたという。
参政党の元スタッフは、YouTubeチャンネル「巫女ねこちゃんねる」で、「平岡氏はミーティングで詰められ、声が震えていた」と証言した。
神谷宗幣氏のパワーハラスメント的言動は、参政党の組織体質を象徴するものとして、批判が高まっている。
元共同代表との対立──吉野敏明・松田学両氏の離反と組織運営

松田学氏の代表辞任(2023年8月30日)

https://www.nikkei.com/
2023年8月30日、参政党の初代代表・松田学氏が辞任した。
神谷宗幣氏は記者会見で、松田学氏と党運営を巡って意見が対立し、松田学氏に辞任を求めていたことを明らかにした。
対立の背景:
- 次の衆院選に向けての態勢を巡る意見の相違
- 松田学氏は「運営の問題だ」と指摘
- 神谷宗幣氏は「私も辞任を視野に入れていた」
松田学氏の辞任は、「事実上の更迭」と見られている。
松田学氏は離党はせず、参政党に残ったが、代表の座を神谷宗幣氏に譲った。
神谷宗幣氏の代表就任により、参政党は「神谷宗幣の政党」という色彩を強めた。
吉野敏明氏の離党と「独裁者になった」証言

https://www.nikkei.com/
参政党の共同創設者の一人、吉野敏明氏は、神谷宗幣氏の代表就任後に離党した。
吉野敏明氏は、神谷宗幣氏について「彼は参院議員になってから豹変して、独裁者になった」と証言している。
吉野敏明氏の主張:
- 「反ワクチンのイデオロギーは自分が作ったのに、神谷宗幣氏に奪われた」
- 「参政党は神谷宗幣氏の私物化されている」
吉野敏明氏の離党は、参政党内部の対立を象徴する出来事となった。
武田邦彦氏の除籍と党内混乱

https://www.sponichi.co.jp/
参政党の初期メンバーで、中部大学特任教授の武田邦彦氏も、神谷宗幣氏と対立し、除籍された。
武田邦彦氏は、平岡有加里氏の訃報について、YouTubeで「助けられなかった。これ以上犠牲者を出してはいけない」と涙ながらに語った。
武田邦彦氏の除籍により、参政党は初期メンバーの多くを失うことになった。
現在話題、注目されている政治家については、以下の記事で詳しく解説している。
参政党の組織運営と内部対立
参政党は、設立からわずか数年で、創設メンバーの多くが離党・除籍されている。
離党・除籍の理由:
- 執行部との対立
- 党運営への不信
- 神谷宗幣氏との個人的対立
参政党の組織運営には、「異論を許容しづらい組織体質」「神谷宗幣氏への権力集中」といった問題が指摘されている。
急成長した新興政党が直面する、組織運営の難しさが表れている事例と言える。
神谷宗幣の家族とプライベート

妻・神谷ふみ(旧姓・奥村)との出会いと結婚
神谷宗幣氏は、2017年6月13日に神谷ふみ氏(旧姓・奥村、1990年生まれ)と結婚。
結婚当時、神谷宗幣氏は39歳、神谷ふみ氏は27歳で、13歳の年齢差があった。

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出会いのきっかけ:
- 2011年、大分の立命館アジア太平洋大学で開催された「龍馬プロジェクト」意見交換会
- 当時、神谷ふみ氏は大学生
- 2014年頃から神谷宗幣氏の事務所スタッフとして活動開始
- 2012年の衆院選で、神谷ふみ氏が神谷宗幣氏の選挙活動を全力でサポート
神谷宗幣氏は、「私の散々な姿を、数年間そばで見てきても離れずに応援してくれたこと」を結婚の理由として挙げている。
神谷ふみ氏は、現在は石川県加賀市でコワーキングスペース「いいオフィス加賀 by PLORK CAFE」を運営している。
また、神谷ふみ氏は保育士の資格を取得し、子育てに関する知識を深めている。
3人の子供──宗志・茅歩・宗慶

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神谷宗幣氏と神谷ふみ氏の間には、3人の子供がいる。
子供の名前と誕生年:
- 長男・神谷宗志(そうし):2018年6月生まれ
- 長女・神谷茅歩(ちほ):2021年11月生まれ
- 次男・神谷宗慶(むねよし):2025年3月生まれ
神谷宗幣氏は、子供の名付けに強いこだわりを持っており、それぞれに深い意味を込めている。
名前の由来:
- 宗志:「祖先の思いを受け継いで、リーダーの志を持って、世の中の役に立つ人になって欲しい」
- 茅歩:「みんなに愛されながら力強く歩んで欲しい」(茅の花言葉:子供の守護神、親しみ)
- 宗慶:「力強く生きて欲しい」
神谷宗幣氏夫妻は、子供が大好きで、なるべく子だくさんの家庭を築くことを希望しているという。
石川県加賀市での生活
神谷宗幣氏の家族は、現在は石川県加賀市に住んでいる。
神谷宗幣氏は、加賀市で「加賀プロジェクト」を展開しており、地域活性化に取り組んでいる。
神谷ふみ氏は、インスタグラムで家族の様子を発信しており、「両親と子供とで遊んでいる人たちの姿を見ると、自分と比較して心がザワつくこともある」とワンオペ育児の大変さを吐露したこともある。
神谷宗幣氏は、政治活動で多忙なため、家族と過ごす時間が限られている。
25歳での婚約破断と再婚

神谷宗幣氏は、25歳のときに元婚約者との結婚が白紙になった経験がある。
結婚直前に父親の会社が倒産したことで、婚約が破断になった。
この経験が、神谷宗幣氏に大きな影響を与えた。
その後は、政治活動に専念し、家庭を持つイメージが湧かなかったという。
しかし、2011年の吹田市長選挙での惨敗後、「そばで支えてくれる存在が必要」と強く感じ、再婚を考えるようになった。
神谷ふみ氏との結婚は、神谷宗幣氏にとって「人生の再出発」となった。
まとめ──2025年参院選14議席躍進と神谷宗幣の政治的影響力

https://www.tokyo-np.co.jp/
2025年参院選14議席獲得──インターネット政党の歴史的躍進
2025年7月20日に投開票が行われた第27回参議院議員選挙で、参政党は14議席を獲得する歴史的躍進を遂げた。
選挙結果:
- 改選議席:3議席(2022年参院選)
- 獲得議席:14議席(2025年参院選)
- 比例代表:7議席
- 選挙区:7議席(東京など複数区で当選)
参政党は、立憲民主党の比例票を上回り、国民民主党に次ぐ野党第3党に躍進した。
躍進の要因:
- SNSを活用した草の根選挙
- 「日本人ファースト」を掲げた明確なメッセージ
- 既成政党への不信感を抱く有権者の支持獲得
- 神谷宗幣氏の演説力とカリスマ性

https://www.tokyo-np.co.jp/
参政党の躍進は、インターネット政党として日本政治史上まれに見る成功例となった。
参政党は、単独で参院に法案を提出可能な議席数(11議席以上)を確保し、国政における影響力を大きく拡大した。
参政党・さや氏については、以下の記事で詳しく解説している。
政治資金問題と組織運営の課題
参政党の躍進の一方で、政治資金問題や組織運営の課題も明らかになっている。
主な問題点:
- イシキカイカク株式会社への約1億円支払い
- 政治資金規正法違反疑惑(900万円不記載)
- 公設秘書の訃報を巡るパワーハラスメント疑惑
- 元共同代表・松田学氏、吉野敏明氏、武田邦彦氏らの離党・除籍
参政党の組織運営には、「神谷宗幣氏への権力集中」「異論を許容しづらい組織体質」といった問題が指摘されている。
政治資金の透明性や説明責任の欠如は、「既成政党への不信」を掲げる参政党にとって、大きな矛盾となっている。
「日本人ファースト」の光と影

参政党の「日本人ファースト」というメッセージは、多くの支持を集めた。
しかし、その主張には問題も含まれている。
批判の論点:
- 女性の社会進出に対する否定的発言
- 反ワクチン姿勢の科学的根拠の欠如
- 独自の歴史観(縄文文明論、「魂のインストール」)の非科学性
- 外国人労働者への排他的姿勢
参政党の主張は、一部の熱狂的な支持を集める一方で、強い批判も招いている。
「日本人ファースト」という主張が、排外主義やナショナリズムを助長する懸念も指摘されている。
権力ウォッチの視点

『権力ウォッチ』は、神谷宗幣氏と参政党の動向を今後も追い続ける。
注目ポイント:
- 政治資金問題の真相解明と説明責任
- 公設秘書の訃報問題の詳細と組織体質改善
- 2025年参院選後の国政への影響力
- 次の衆議院選挙での展開
- 党内対立と組織運営の行方
神谷宗幣氏の訴える「既成政党への不信」は、多くの有権者の共感を呼んでいる。
しかし、政治資金の不透明さ、パワーハラスメント疑惑、元共同代表らの離反など、参政党自身が「既成政党と同じ問題」を抱えている実態が明らかになっている。
インターネット政党として歴史的躍進を遂げた参政党が、今後どのような道を歩むのか?
権力者の行動を監視し続けることが、民主主義を守るために不可欠である。









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