2023年3月、NHK党の立花孝志氏が突如発表した人事が、政界に衝撃を与えた。
元子役で建築デザイナーだった30歳の大津綾香氏を、「政治家女子48党」の党首に抜擢する異例の人事だった。
NHK『週刊こどもニュース』で池上彰氏の娘役を演じた大津綾香氏は、YouTubeの候補者募集広告を見て政治の世界に飛び込んでから、わずか2か月で党首に就任。
しかしその1か月後、立花孝志氏は大津綾香氏を除名処分にしたと発表──大津綾香氏はこれを否定し、両者の対立は法廷闘争へと発展する。
2024年3月、みんなでつくる党は負債総額約11億円で破産開始決定を受けた。
元子役から建築デザイナー、そして政治家へ──日本大学芸術学部中退、高校2度の中退という異色の経歴を持つ大津綾香氏の政治活動、立花孝志氏との対立、そして党破産の真相を徹底解説する。
大津綾香のプロフィール

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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 大津綾香(おおつあやか) |
| 生年月日 | 1992年11月18日(32歳・2025年時点) |
| 出身地 | 神奈川県横須賀市 |
| 学歴 | 日本大学芸術学部デザイン学科建築コース中退、高等学校卒業程度認定試験合格 |
| 現職 | みんなでつくる党党首(第2代)、政治活動家 |
| 前職 | 子役タレント(ファイブ☆エイト所属、2000年〜2005年)、建築デザイナー(一級建築事務所勤務) |
| 政治経歴 | 2023年3月8日政治家女子48党党首就任、2023年11月6日みんなでつくる党に党名変更 |
| 特徴 | NHK『週刊こどもニュース』で池上彰氏の娘役、立花孝志氏との対立で法廷闘争、破産手続き中も政治活動継続 |
大津綾香氏は、NHKの子役として知られた後、建築デザイナーを経て、2023年に政治の世界に飛び込んだ。
立花孝志氏から党首に抜擢されたが、わずか1か月後に除名を巡って対立し、党は破産に至った。
現在も「みんなでつくる党」の党首として政治活動を継続している。
詳しい経歴──子役、アメリカ留学、建築デザイナーから政治家へ

横須賀市での生い立ちと子役時代(2000年〜2005年)
大津綾香氏は神奈川県横須賀市生まれ、年齢は32歳(2025年11月時点)。
高校生の頃まで横須賀市や逗子市で育った。
父親は不動産業と建築デザイン会社を経営。
2000年頃から、大津綾香氏は子役として芸能界で活動を始める。
所属事務所は「ファイブ☆エイト」で、花澤香菜氏や佐藤穂奈美氏なども過去に所属していた事務所である。
主な子役時代の出演作品:

- NHK『週刊こどもニュース』(2002年〜2005年):池上彰氏の娘役
- 日本テレビ『フードファイト』(2000年):倉橋由紀役
- バンダイ『デジモンテイマーズ ポケットクルモン』(2001年)
特に『週刊こどもニュース』では、池上彰氏がお父さん役、大津綾香氏が子供役として、子供にも理解できるような分かりやすい言葉でニュースや社会問題を報道・解説する番組に出演した。
大津綾香氏は後に、この時に日々のニュースや社会問題に触れていたことが、政治家を目指すきっかけになったと語っている。
2005年、中学生になった頃に芸能界を引退した。
高校2度の中退とアメリカ留学、高卒認定取得
芸能界を引退後、大津綾香氏は日本の高校に進学した。
高校の最寄り駅は品川駅だったと言われている。
しかし、大津綾香氏は日本の高校を中退。
その後、アメリカのサンフランシスコで交換留学を経験した。
大津綾香氏は本留学を希望したが、願いが叶わず、ハワイの高校に進学。
しかし、ハワイの高校も中退を選択する。
大津綾香氏は後に、以下のように語っている。
「高校の時にサンフランシスコに交換留学して、そのまま本留学したかったが、かなわずにハワイの高校に行きました。中退して、日本に戻ったのですが、大検を受けて高卒認定を取ればいいと。」
ハワイの高校を中退後、日本に帰国した大津綾香氏は、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を受験し、合格した。
これにより高卒と同等の資格を得て、次の進路への道を切り開いた。
日本大学芸術学部と建築デザイナーとしてのキャリア

高卒認定を取得後、大津綾香氏は日本大学芸術学部デザイン学科建築コース(偏差値47.5〜55.0)に進学した。
建築を専攻したのは、父親が不動産業と建築デザイン会社を経営していた影響である。
大津綾香氏は以下のように語っている。
「もともと父が不動産業と建築デザインの会社を経営していて、その影響もあって、日大芸術学部に進学しました。」
しかし、大津綾香氏は日本大学も中退。
大学中退後、大津綾香氏は建築デザイナーとして一級建築事務所に勤務した。
2023年1月政治家女子48党への応募
2023年1月、大津綾香氏は建築デザイナーとして働きながら、YouTube上で「政治家女子48党」の候補者募集広告を見かけた。
「政治家女子48党」は、NHK党党首の立花孝志氏が設立に携わる政治団体だった。
大津綾香氏はこの広告に応募し、政治の世界に足を踏み入れる。
2023年3月突然の党首就任──立花孝志氏による異例の抜擢

2023年3月8日、立花孝志氏の辞任と大津綾香氏の党首就任
2023年1月13日、NHK党が国会内で会見し、同年4月の第20回統一地方選挙の候補者36人を発表した。
大津綾香氏は同団体公認で4月23日投開票予定の目黒区議会議員選挙に立候補することが明らかになった。
2023年3月8日、NHK党の参議院議員・ガーシー(東谷義和氏)が、国会欠席を続け、参議院から科された懲罰に応じなかったことを受け、立花孝志氏が辞任を表明。
立花孝志氏は、NHK党の党名を「政治家女子48党」に変更し政治団体と名称を同じにしたほか、後任の党首には大津綾香氏を充てると発表した。
大津綾香氏は、政治家女子48党に応募してからわずか2か月で、党首に就任することになった。
政治経験ゼロの30歳を党首に抜擢した理由

立花孝志氏が大津綾香氏を党首に抜擢した理由は、以下のように報じられている。
立花孝志氏が挙げた理由:
- 若い人に党首を譲りたい
- 大津綾香氏は能力が高く将来性がある
- 子役として活動しており、立ちふるまいに差がある
大津綾香氏は小学校の頃に子役として芸能界で活動しており、NHKで池上彰氏と共演していた。
立花孝志氏は、大津綾香氏を「才能ある女性」として評価し、党首に抜擢したとされる。
2023年3月12日、神奈川県知事選挙への立候補表明
2023年3月12日、大津綾香氏は4月9日に投開票される神奈川県知事選挙への立候補を表明した。
大津綾香氏は、立候補の理由について以下のように述べた。
「党のことを全国に広めるにはいい機会。活動を宣伝するため出馬する。女性の政治参加のハードルを下げ、女性議員を増やしていきたい。今後もNHKの被害者を救う活動は続けるので、いままで支持してくれた方はご安心いただければ。」
大津綾香氏は、黒岩祐治現職知事への評価を問われると、以下のように答えた。
「いまは都内に住んでいて、神奈川のことは調べていないのでよく分からない。黒岩知事が何をしていたか、それについてどう思うか聞かれても私には答えられない。黒岩知事を打ち倒してやろうという気持ちで出てきておらず、党の宣伝をしたいと考えている。」
この発言は、大津綾香氏が政策よりも「党の宣伝」を目的に立候補したことを示すものとして注目された。
池上彰氏からの忠告「話題づくりに利用されるな」

大津綾香氏が党首になることについて、子役時代に共演した池上彰氏は「ものすごく驚いた」という。
池上彰氏は大津綾香氏に対して、「話題づくりに利用されるな」と忠告したと報じられている。
大津綾香氏と池上彰氏は、現在も交流があったとされる。
2023年4月立花孝志氏との決裂──除名を巡る対立と法廷闘争

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2023年4月7日、立花孝志氏が大津綾香氏の除名を発表
大津綾香氏が党首に就任してから、わずか1か月後の2023年4月7日、立花孝志氏は記者会見を開き、衝撃的な発表を行った。
立花孝志氏は、大津綾香氏を4月6日付で除名処分にしたと発表した。
立花孝志氏の主張:
- 大津綾香氏が党内の会議で党首を辞任すると繰り返し語っていた
- 大津綾香氏側が不正に党資金を移動させようとした
- 「党を解党する危険性があった」
立花孝志氏は、新たな代表者に斉藤健一郎参議院議員を充て、自身は代表権を持たない党首に復帰すると発表した。
大津綾香氏の反論──「党首を辞めていない」
大津綾香氏は、立花孝志氏の発表に先立ち会見を開き、党首辞任を否定。
大津綾香氏はXに以下のように投稿した。
「記者会見でも言った通り、承認していないので私は政治家女子党首を辞めていません。お金の流れを把握する必要があると主張したこと自体がここまで抵抗を受けることにびっくりです。」
大津綾香氏は、党首辞任は書面で提出しておらず、正式な辞任ではないと主張した。
党の代表権と資金を巡る対立

2023年4月7日、立花孝志氏側は代表者を斉藤健一郎氏に変更する届出を千葉県選挙管理委員会を通して総務省に提出。
しかし、総務省は「大津氏側と立花氏側の間で主張が異なっているため判断をしかねる状況で、内容を確認中」として扱いを保留した。
両者の争いは法廷闘争にまで発展し、2023年4月27日に千葉地裁で最初の審尋が行われた。
大津綾香氏は、党の現預金保全を目的として党の口座の名義変更と入出金記録開示手続きを行ったとされる。
立花孝志氏は、大津綾香氏が党の資金約900万円を引き出そうとしたと主張。
両者の対立は、党の代表権と資金を巡るものであった。
立花孝志氏については、以下の記事で詳しく解説している。
2023年4月9日神奈川県知事選挙、4月23日目黒区議会議員選挙で落選

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大津綾香氏は、立花孝志氏との対立の最中、2023年4月9日投開票の神奈川県知事選挙に立候補した。
神奈川県知事選挙の結果:
- 当選:黒岩祐治氏(約193万票)
- 大津綾香氏:約15万票(落選)
大津綾香氏は、選挙結果について以下のようにXに投稿。
「選挙への若年層の参加、意思表明が目的の立候補でしたので一定の成果を出せたと考えています。投票してくださった方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです!来たる目黒区議選、今度は【政治家になって正しいことをする】ことが目的の出馬ですどうかご支援を」
2023年4月23日、大津綾香氏は東京都目黒区議会議員選挙に「政治家女子48党の党首」として立候補したが、落選した。
2023年9月〜11月党名変更と総務省の判断──「みんなでつくる党」へ

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2023年9月5日、総務省が大津綾香氏を正式な代表と認定
2023年6月9日、法務局は立花孝志氏らが提出した「政治家女子48党」の代表についての変更届を認めなかった。
2023年9月5日、総務省は党名変更(「NHKから国民を守る党」への改名)及び代表変更の届出を正式に不受理とすることを発表。
これにより、「政治家女子48党」の党名と大津綾香氏の代表としての地位がそれぞれ確認された。
総務省の判断により、大津綾香氏が正式な党首であることが認められた形となった。
2023年11月6日、「みんなでつくる党」に党名変更
2023年11月6日、大津綾香氏は記者会見を開き、「みんなでつくる党」への党名変更を発表した。
大津綾香氏は会見で、「この変更を最後に、これ以上みだりに党名を変更しないこと」を強調。
2023年11月14日、総務省は大津綾香氏が届け出ていた党名変更について11月6日付で受理したと発表した。
「政治家女子48党」から「みんなでつくる党」への党名変更が正式に完了。
立花孝志氏との法廷闘争継続

大津綾香氏と立花孝志氏の対立は、法廷闘争として継続した。
主な訴訟の内容:
- 大津綾香氏側:立花孝志氏らに対する損害賠償訴訟(約3.5億円)
- 立花孝志氏側:大津綾香氏に対する名誉毀損訴訟など
両者は、党の資金や運営を巡って、複数の訴訟を抱えることになった。
党の借金問題と資金難
みんなでつくる党は、立花孝志氏が前代表時代に行った資金調達により、約10億円以上の借金を抱えていた。
党の借金の内訳:
- 2019年と2021年の2回の資金調達で約10億円の借り入れ
- 年5%の高金利
- 借金返済を続ける「自転車操業」状態
大津綾香氏が党首に就任した時点で、党は既に深刻な資金難に陥っていた。
党にお金を貸していた人たちは、大津綾香氏が党首になったことで党の運営に不安を感じ、返金を求める動きが加速した。
2024年3月党の破産と政治活動の継続──負債総額11億円
「みんなでつくる党」が破産開始決定 負債額は11億円https://t.co/FQ0Jan9Kws
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 14, 2024
帝国データバンクによると、1月に債権者から破産を申し立てられていた。負債額は約11億円
2024年1月国政政党要件の失効
2024年1月、立花孝志氏派の国会議員2名(浜田聡参議院議員、斉藤健一郎参議院議員)がみんなでつくる党を離党した。
これにより、みんなでつくる党は政党助成法における国政政党要件を失効した。
また、地方議員2名も離党。
党は国政政党としての地位を失い、政治団体となった。
2024年3月14日、破産開始決定(負債総額約11億円)

2024年3月14日、みんなでつくる党は債権者から東京地方裁判所に破産を申し立てられ、破産開始決定を受けた。
破産の詳細:
- 負債総額:約11億円
- 原因:年5%の高金利による計13億円の借り入れ、借金返済を続ける「自転車操業」状態
- 立花孝志氏の旧執行部時代に行われた資金調達が主な原因
2024年7月の第1回債権者集会では、2023年11月から2024年3月までに約1億1,880万円を大津綾香氏側が支出していたことが判明する。
破産管財人は、大津綾香氏個人に4,180万円の損害賠償請求の訴訟を提起。
また、おおつあやか後援会に対しても預金残高約1,300万円を仮差し押さえした。
破産手続き中も政治活動を継続
大津綾香氏は、党が破産手続き中であるにもかかわらず、政治活動を継続。
大津綾香氏は、「党の借金は立花孝志氏ら旧執行部が作ったものであり、自分には責任がない」という立場を取った。
破産管財人は、大津綾香氏が自身の後援会へ2000万円を寄付したことが破産財団の利益を害したとして提訴した。
2025年10月23日、東京地方裁判所は大津綾香氏を「悪意の受益者」と認定し、2000万円及びこれに対する利息の支払い命令を下した。
2024年10月第50回衆議院議員総選挙に東京9区から立候補、落選

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2024年10月27日、大津綾香氏は第50回衆議院議員総選挙に東京9区から「みんなでつくる党」公認で立候補した。
党が破産手続き中であるにもかかわらず、大津綾香氏は選挙に挑戦した。
結果は落選だった。
大津綾香氏は、破産手続き中でも政治活動を継続する強い意志を示し続けている。
大津綾香の政治的立場と評価──「話題づくり」か「本気の政治改革」か

「党の宣伝」を目的とした選挙戦略
大津綾香氏は、神奈川県知事選挙への立候補表明の際、「党の宣伝をしたい」と明言した。
大津綾香氏の発言:
「黒岩知事を打ち倒してやろうという気持ちで出てきておらず、党の宣伝をしたいと考えている。」
この発言は、大津綾香氏が政策実現よりも「知名度向上」「党の宣伝」を目的に選挙に出馬したことを示すものとして注目された。
大津綾香氏の選挙戦略は、立花孝志氏が築いた「話題づくり」「炎上商法」的な手法を踏襲したものだとの指摘もある。
女性の政治参加推進という主張

一方で、大津綾香氏は「女性の政治参加のハードルを下げ、女性議員を増やしていきたい」という主張も行っている。
大津綾香氏は、政治家女子48党(後のみんなでつくる党)が「女性議員を増やすこと、若い方にも政治参加のハードルを下げる活動をしている」ことを強調。
大津綾香氏の政治活動が、実際に女性の政治参加を促進する効果があったのかどうかは、評価が分かれるところである。
批判と評価
大津綾香氏の政治活動には、批判と評価の両方がある。
批判されているポイント:
- 政策よりも「話題づくり」を優先している
- 党の資金管理が不透明
- 破産手続き中も政治活動を継続し、後援会に寄付を行った
- 立花孝志氏に「利用された」との批判
評価されているポイント:
- 若い女性が政治に挑戦する姿勢
- 立花孝志氏と対立しても党首の地位を守った
- 破産手続き中も政治活動を継続する強い意志
立花孝志氏との関係の本質

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大津綾香氏と立花孝志氏の関係は、当初は「師弟関係」のように見えた。
しかし、わずか1か月後に対立し、法廷闘争にまで発展した。
立花孝志氏の思惑:
- 若い女性を党首にすることで話題を集める
- ガーシー問題から注目をそらす
- 党の代表権を形式的に移すことで、自身は実権を握り続ける
大津綾香氏の行動:
- 党の資金の流れを把握しようとした
- 立花孝志氏の支配から脱却しようとした
- 党首の地位を守ろうとした
両者の対立は、党の実権を巡る権力闘争であったと見ることもできる。
まとめ──大津綾香と「政治家女子48党」の教訓

元子役から政治家へという異例のキャリア
大津綾香氏は、元子役、建築デザイナーという異色の経歴を持つ政治家である。
NHK『週刊こどもニュース』で池上彰氏の娘役を演じた大津綾香氏は、高校を2度中退し、日本大学も中退した。
しかし、高卒認定を取得し、建築デザイナーとして働いた後、YouTubeの広告を見て政治の世界に飛び込んだ。
大津綾香氏の経歴は、従来の政治家とは全く異なるものである。
立花孝志氏の「話題づくり戦略」の功罪
立花孝志氏は、大津綾香氏を党首に抜擢することで、大きな話題を集めることに成功した。
しかし、その1か月後に大津綾香氏を除名しようとしたことで、党は混乱に陥る。
立花孝志氏の「話題づくり戦略」は、短期的には注目を集めることに成功するが、長期的には党の信頼を失わせる結果となった。
大津綾香氏は、立花孝志氏の「話題づくり」の道具として利用されたのか、それとも自らの意志で政治活動を行っているのか──評価は分かれるところである。
党破産11億円が示す政治資金の問題
みんなでつくる党は、2024年3月に負債総額約11億円で破産開始決定を受けた。
党の借金は、立花孝志氏が前代表時代に行った資金調達が主な原因である。
年5%の高金利で約10億円以上を借り入れ、借金返済を続ける「自転車操業」状態だった。
大津綾香氏は、「党の借金は立花孝志氏ら旧執行部が作ったものであり、自分には責任がない」という立場を取った。
しかし、破産管財人は大津綾香氏の後援会への2000万円の寄付を問題視し、2025年10月に東京地裁が大津綾香氏に2000万円の支払いを命じた。
党の破産は、政治資金の管理の重要性と、無計画な資金調達の危険性を示すものである。
権力ウォッチの視点

『権力ウォッチ』は、大津綾香氏の動向を今後も追い続ける。
注目ポイント:
- 破産手続き後の政治活動の継続
- 立花孝志氏との法廷闘争の行方
- 次の選挙への出馬の可能性
- 「みんなでつくる党」の今後
- 女性の政治参加推進という主張の実効性
大津綾香氏は、元子役から建築デザイナー、そして政治家へという異例のキャリアを歩んだ。
立花孝志氏から党首に抜擢されたが、わずか1か月後に対立し、党は破産に至った。
破産手続き中も政治活動を継続する大津綾香氏の姿勢は、「本気の政治改革」なのか、それとも「話題づくり」なのか。
「政治家女子48党」から「みんなでつくる党」へ──党名は変わっても、党を巡る混乱は続いている。
大津綾香氏の政治活動が、今後どのような展開を見せるのか、『権力ウォッチ』は注視し続ける。



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